「マンガ家って、実際どんな毎日を送っているの?」
仕事と育児を両立しながら描いているマンガ家さんもいれば、毎月コンスタントに連載を続けるマンガ家さんもいます。
シーモアコミックス編集部で活躍するマンガ家の「実際の1日」を、2名の事例からご紹介します。
マンガ家の主な仕事内容と制作工程
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マンガ家の仕事は「絵を描くこと」だけではありません。1本の作品が世に出るまでには、以下のような工程があります。
【1】企画・プロット
まずは、物語の土台となる企画づくりからスタート。ストーリーの大枠を考え、各話の流れを文章で整理した「プロット」を作成します。
この段階では、担当編集者と密にコミュニケーションを取りながら進行します。
市場のトレンドや読者ニーズを踏まえつつ「こんな設定にしてみては?」「こんなキャラクターを描いてみませんか?」といった提案を受けながら、 自身の「描きたいもの」と“売れる要素”をすり合わせていきます。
方向性について担当編集者と合意が取れたら、次の工程へ進みます。
【2】ネーム
プロットをもとに、コマ割りやセリフ、キャラクターの動きを下書き段階で組み立てる「ネーム」を作成します。いわば、マンガの設計図となる重要な工程です。
ネームでは、
・キャラクターの魅力が“行動”として表現されているか
・感情の流れが自然につながっているか
・テンポよく読み進められる構成になっているか
といった点を、担当編集者と一緒に細かくチェックしながら、 読者が夢中になれるストーリーへと磨き上げていきます。
【3】下書き・ペン入れ
ネームが完成したら、いよいよ作画へ。
下書き(ラフ)→ペン入れ→仕上げと工程を進め、作品を形にしていきます。
キャラクターの表情やしぐさ、背景、演出など、 すべてが作品の魅力を左右する大切な要素です。
デジタル作画が主流となっている現在では、ペン入れと仕上げが同時進行のこともあり、 効率よく作業を進めながらより高いクオリティを追求していきます。
【4】仕上げ・入稿
完成した原稿は、最終チェックへ。
・誤字脱字の確認
・セリフや表現の調整
・トーンや仕上がりの微調整
など、細部まで丁寧に整えます。その後、データを入稿し、作品は配信準備へと進みます。
電子媒体マンガ家と紙媒体マンガ家の仕事の違い
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紙の雑誌での連載は、雑誌の発行スケジュールに合わせた厳密な進行管理が求められるため、締め切りに向けて制作を進める、タイトなスケジュールになることも少なくありません。
一方、電子コミックを主体とするシーモアコミックス編集部では、マンガ家のライフスタイルに寄り添った制作ペースを大切にしています。
たとえば「毎月1話更新」や「隔月更新」など、無理のないスケジュールを担当編集者と相談しながら決定し、一人ひとりの状況に合わせて柔軟に制作を進めることが可能です。
育児と両立している方や、別の仕事と並行しながら活動しているマンガ家も多く活躍しています。
シーモアコミックス編集部で執筆中のマンガ家の1日のスケジュール
シーモアコミックス編集部では、マンガ家それぞれのライフスタイルに合わせた執筆スタイルが可能です。
ここでは、実際に活躍しているマンガ家の働き方をご紹介します。
毎月執筆スタイル:中家ヨシタカ先生(作品:夫に不倫をお願いされました)
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毎月コンスタントに1話を描き上げる、中家ヨシタカ先生。安定した連載を支えているのは、締め切りから逆算したスケジュール管理です。
自宅での作業をベースにしながら、担当編集者との打ち合わせはオンラインで行います。
自分のペースを保ちながら、毎月しっかりと作品を届け続けるという継続力が光る執筆スタイルです。
隔月執筆スタイル:あんどうまみ先生(作品:ゆかりくんはギャップがずるい)
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隔月ペースで連載を続ける、あんどうまみ先生。マンガ以外のお仕事とも並行しながら、自分らしいペースで作品づくりに取り組んでいます。
打ち合わせはオンラインで実施し、担当編集者と対話を重ねながら「一緒に作品をつくっている」という信頼関係を築いています。
その積み重ねが、長期連載へとつながり、デビュー作『ゆかりくんはギャップがずるい』はドラマ化という新たな展開へ。作品とともに夢も広がっていく可能性を感じさせる執筆スタイルです。
マンガ家の仕事のやりがいと大変なこと
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マンガ家という仕事には、大きなやりがいがある一方で、簡単ではない側面もあります。
まず大きな魅力は、自分の描いた作品が誰かの心を動かすこと。
物語やキャラクターに共感してもらえたり「続きが気になる」と感じてもらえたり、 読者からの反応は、何よりの原動力になります。
さらに、自分のアイデアが形となり、連載や映像化といった形で広がっていくことも。 作品が世の中に届き、評価されていく実感は、この仕事ならではの醍醐味です。
一方で、制作には根気と自己管理が欠かせません。
締め切りに向けて描き続ける集中力や、思うように表現できない葛藤と向き合う場面もあります。
また、作品のクオリティを保ちながら継続して描き続けることは、決して簡単ではありません。
それでも、試行錯誤を重ねながら作品を完成させ、読者に届けられたときの達成感は格別です。
大変さも含めて、「好き」を突き詰められること。それが、マンガ家という仕事の何よりの魅力です。
生活環境に合わせた制作スタイルで、自分らしく描き続けられる。
それがシーモアコミックス編集部で活躍するマンガ家さんたちの共通点です。
あなたもシーモアコミックス編集部で、マンガ家デビューを目指してみませんか?
▼ 今すぐ作品を見てもらいたい方へ
「Web持ち込みフォーム」から、作品データをお送りください。
新作・既作は問いません。
ご投稿頂いた作品はすべて拝読し、採用者にのみご連絡させていただきます。
▼ まずはマンガ賞に応募してみたい方へ
「コミックシーモア毎月マンガ賞」は毎月末が締め切りです。
今手元にある同人誌・ネーム・SNSのURLでも応募できます。
全賞に連載権が付くので、受賞した瞬間にデビューへの道が開きます。
▼ 作品を読んでみたい方へ

『夫に不倫をお願いされました』

『ゆかりくんはギャップがずるい』

『白紙の上でさようなら』