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マンガのネームとは|マンガ制作で最も重要な工程について解説

編集部コラム
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「ネームって、よく聞くけど何のこと?」
「どのくらいの完成度でマンガ編集者に見てもらえばいいの?」

マンガ制作においてネームは「最も重要な工程」と言われます。

この記事では、ネームとは何か、どう作るか、そして「コミックシーモア毎月マンガ賞」にはネームのまま応募できることについてご紹介します。

ネームとは?マンガ制作における役割と重要性

ネームは、マンガの設計図ともいえる重要な工程です。

完成した絵を描く前に、コマ割り・セリフ・キャラクターの動きや表情を、ラフな形で紙や画面に配置していきます。

この工程で物語の流れ・テンポ・感情の山場が決まるため「ネームが良ければ作品の9割は完成している」ともいわれます。

ネームの作り方|コマ割り・セリフ・演出の組み立て方

ネームの作り方|コマ割り・セリフ・演出の組み立て方

コマ割りの基本

コマの大きさ・形・配置によって、読者の視線の流れや感情のテンポは大きく変わります。

・見せ場(クライマックス)は大きなコマで強調する
 ・テンポよく読ませたい場面は、小さなコマを連続させる
 ・ページをめくった瞬間に目に入る「1ページ目の左上のコマ」は特に重要

コマ割りは“演出”そのもの。強弱をつけることで、作品の引き込み力が高まります。

セリフの組み立て方

セリフは「必要最低限」が基本です。
説明しすぎるセリフはテンポを損ない、読者の没入感を下げてしまいます。大切なのは“絵で語る”こと。
キャラクターの感情は、表情・しぐさ・コマ構成で伝えることを意識しましょう。

キャラクターの感情変化を設計する

ネームで最も重要なのは、感情の流れを設計できているかです。

「1話の始まりと終わりで、主人公の感情がどう変化しているか」 

このポイントは、編集部がネームを見る際にも特に重視されています。ネームの段階で、感情変化の設計図が描けているかを確認しましょう。

良いネームと要改善のネームの違い

【良いネーム】

 ・1話の中でキャラクターの感情が明確に変化している
 ・セリフが少なくても、絵だけで状況や感情が伝わる
 ・「見せ場となる印象的なコマ」がある
 ・キャラクターの行動に“らしさ”が表れている

【要改善のネーム】

 ・説明的なセリフが多く、テンポが遅い
 ・始まりと終わりで感情に変化がない
 ・コマのサイズが均一で、メリハリがない
 ・キャラクターの行動が「設定説明」になっている

ネームは、単なる下書きではなく作品の面白さを決める核です。ここでどれだけ読者の感情を動かせるかが、完成原稿のクオリティを大きく左右します。

ネームでも応募可能!「コミックシーモア毎月マンガ賞」

「ネームはあるけど、完成原稿まではまだ描けていない…」

 「最後まで描き切る前に、一度プロの意見を聞いてみたい」

そんな方にこそ知ってほしいのが、「コミックシーモア毎月マンガ賞」です。

このマンガ賞の大きな特徴は、ネームの状態でも応募できること。完成原稿に仕上げる前の段階でも、編集部に作品を見てもらうことができます。

ネームの段階で評価やフィードバックを受けられるため、方向性が合っているかを確認しながら、安心して作品をブラッシュアップしていけるのも大きな魅力です。

ネームから作品が生まれる!マンガ家さんの事例

ネームは、まだ完成していない“途中の状態”ではなく、作品の可能性が最も詰まった段階でもあります。
ここでは、ネームの応募でマンガ賞を受賞し、デビューに至った事例をご紹介します。

ネーム受賞から連載へ!『幸せは腹から満たせ』(著・ひつみ)

2025年3月期、ひつみ先生はネームの状態で毎月マンガ賞に応募し、見事受賞。

その後、担当編集者と企画づくりや打ち合わせを重ね、企画をしっかりとブラッシュアップし、応募から約10ヶ月後となる2026年1月に『幸せは腹から満たせ』の連載がスタートしました。

連載デビュー&ドラマ化も実現!『ゆかりくんはギャップがずるい』(著・あんどうまみ)

毎月マンガ賞に同人誌を投稿したことをきっかけに、編集部から「受賞を目指して描いてみませんか」と声をかけられたあんどうまみ先生。

その後、2024年2月期に読切のネームを応募し、銀賞を受賞しました。キャラクターや世界観が高く評価され、受賞作はそのまま第1話として採用されることが決定。 同年9月には『ゆかりくんはギャップがずるい』として連載がスタートしました。

制作の過程では、担当編集者とのやり取りを重ねながらネームをブラッシュアップ。

「大事なことは主人公に言わせてください」
 「もっと感情をトーンにも乗せましょう」
 「漫画は絵で魅せる!!!」

こうしたフィードバックをもとに作品の完成度を高め、多くの読者に届く作品へと成長していきました。

さらに本作はドラマ化も実現。
ネームの段階から作品を磨き上げたことが、連載、そして次のステージへとつながっています。

「まだ描ききれていないから」とためらう必要はありません。 アイデアの段階から、作品は動き出すことがあります。

まずは描いてみて、ネームのまま応募できる「コミックシーモア毎月マンガ賞」にぜひ応募してみてください。

▼ 今すぐ作品を見てもらいたい方へ

Web持ち込みフォーム」から、作品データをお送りください。
新作・既作は問いません。
ご投稿頂いた作品はすべて拝読し、採用者にのみご連絡させていただきます。

▼ まずはマンガ賞に応募してみたい方へ

「コミックシーモア毎月マンガ賞」は毎月末が締め切りです。
  今手元にある同人誌・ネーム・SNSのURLでも応募できます。
  全賞に連載権が付くので、受賞した瞬間にデビューへの道が開きます。

▼ 作品を読んでみたい方へ

『幸せは腹から満たせ』

『ゆかりくんはギャップがずるい』

白紙の上でさようなら

『白紙の上でさようなら』

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