アニメ映画「ホウセンカ」より、小林薫とピエール瀧がセリフを初収録する様子を収めたメイキング映像が到着した。

10月10日より公開中の「ホウセンカ」は、TVアニメ「オッドタクシー」を手がけた木下麦監督と此元和津也のコンビによる新作。メイキング映像には約2年前の2023年11月に阿久津役の小林と、ホウセンカ役のピエール瀧がプレスコの収録に臨む様子が捉えられた。小林が「生き方が下手くそな人って、あまり（芝居を）うまくやってしまうと逆にそれを消してしまうのでは」と話した後に、「ホウセンカは上手でないと」とふいに瀧に声をかけスタジオが笑いに包まれる一幕や、人の言葉を操るホウセンカ役のピエール瀧が複数の声のトーンを披露し、木下監督に「どっちのトーンがいいか」と相談する姿も。阿久津とホウセンカが初めて会話を交わすシーンのテスト収録がスタートすると、小林と瀧のセリフのかけ合いに木下監督が何度もうなずくなど、貴重な収録の裏側が垣間見える映像になっている。

(c)此元和津也／ホウセンカ製作委員会