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あっさりとしてて深い
朝日新聞の「折々のことば」で本書の一節が取り上げられていたのがきっかけで読みました。
全然長くないのですぐ読み終わります。ことばも難しく無く、とてもあっさりしています。生まれの山形の話や仙台に来て、岩手へ行って…井上ひさし先生をすごく身近に感じました。
それまでは子どもの頃の「ドン松五郎の生活」の印象…。
人生も後半戦に入ってくると、ちょっとした言葉一つにいろいろ重ねて考えてしまいます。
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このレビューはネタバレを含みます▼
谷川先生の詩には、単語ひとつひとつ自体はそこまで難しくないものを選んで組み合わせているという特徴がある傍ら、詩として全体が意味している内容を深く解釈しようとすると、不思議と読者の想像が広がって行くという魅力が秘められていると思います。詩人として有名なお方であるのはもちろんなのですが、私は作家としての先生もユニークで好きであり、特に絵本「これは のみの ぴこ」において、ページをめくるごとに一文ずつ言葉が増やされ重なっていく面白さには斬新性を感じました。本書においては、インタビューの内容も興味深く拝読いたしました。
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