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ありがとう…
中学二年生の私は思春期にありがちなホルモンバランスの乱れから来る自律神経失調症を患っていました。

身体の不調から夜も眠れず学校を休みがちだった私はその日も部屋で寝ていました。

すると階段から「○○○」と名前を呼ぶ声が聴こえるのです。

とても小さい声でしたが確実に私の名前を呼んでおり思わず母親と勘違いし「お母さん?」と返したのですが、考えてもみたらその日は母は出掛けており、家には私一人だったのです。

ですが、不思議と怖い気持ちにもならずその事を帰って来た母親に伝えると近所のお祓いをしてくださるおばあちゃんの家に行くことになりました。

そこで視ていただくと母方に供養されていない水子の霊がいると言われ、そんな話を聞いたことが無い母は半信半疑で実家に連絡をとってみたところ、実は母親にはもう一人兄妹がいたことが分かったのです。

祖父母は当時貧しく、経済的な理由からその子供は流すことになったのですが、思い出すと辛いため周りにはいっさいその事を伝えていなく、その為 供養もされていない状態でした。

そんな状態だったので、自分の存在を知ってもらいたかったその子が私の周りを彷徨いていたとの事でした。

事実を知った母と私は水子供養をお願いし、祖母にも弔うように伝えました。

すると、私の周りで起きていた怪奇現象が落ち着いていったのです。

その翌年、お盆に祖父母の家に行くと、二階から子供走り回るような足音が聴こえ、祖父母の家には小さい子供などいないので不思議に思い、様子を身に二階に上がる途中、服を引かれ振り返ると耳元で「ありがとう…」と小さな、ですがとても嬉しそうな声が聴こえました。


あれから数年、今ではめっきりその子の事を見かけ無くなったのですが、今でも不思議と怖く感じない夏の思いでです。

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