私が高校生だった時の話。1日に3回怖い事が起こった話です。
気のせいもあると思いますが。
当時、私は自宅から遠い高校に通っていたので、電車に乗って通学しました。
その電車の中で知り合った男の友人がいました。
初めてご飯を食べに行こうと言う話になり、彼のバイト先の中華料理店へ行きました。
席についてしばらくすると、後ろの方から人の声でボソボソとなにか聞こえました。
後ろを振り返ると、壁しかなく、誰もいません。
上にスピーカー(デパートの中の中華料理屋でした)があったので、音楽を小さくしていて、その音が聞こえたのかなー。と思って気にしませんでした。
しかし、しばらくするとだんだん、本当に少しずつ、そのときぐらいからの大きな音になってきました。
そこでようやく私は気づきました。
大勢でお経を唱えている声でした。
怖くなりましたが、彼に悪いと思い何も言いませんでした。
内心はパニックですが。
しかし、彼はいつもと違う私に気づいたのか、どうかした?と言ってくれました。
私はすべて話しました。
すると彼は一瞬で顔色が変わりました。
そして、話をしてくれました。
前、バイト中に男性が一人食べに来たそうですが、私が異変を感じた壁の方を指差して、『あそこに男が立っているから嫌だ』と店に入らずに立ち去ったとのことでした。
その話を聞いて、さらに怖くなったのでそそくさと帰ってきました。
そこからバスで自宅近くまで帰ったのですが、そのバスでも怖い事が起こりました。
これはたまたまかもしれませんが…
もう夜遅くになっていたので、最終バスで、途中から乗客は私1人になりました。
先程起こったことを思い出してしまい、恐怖心と、なにかわかりませんが嫌な予感がしました。
その時ちょうどバスのアナウンスが流れました。
『いきなり大きい音になったら怖いな』
と思った瞬間キィィン!!と大きい音がなりました。
もう私は恐怖でバスの運転手に恥ずかしいが助けを求めようとしましたが、フロントガラスに写ってる運転手を見るとボーッと運転してました。
それも怖くなり、何も言えず、ただ家に帰ることばかり考えていました。
無事に何事もなく帰れました。
家に帰って、怖いながらもお風呂に入り、自分の部屋にいました。
その部屋は以前にも不思議なことがたまに起きる部屋でした。
怖いなーなんて思いながら、髪を乾かしていたら、カーテンの隙間からオレンジ色の光がふわーっと飛んでいくのが見えました。
それはびっくりしましたがあまり怖くなかったです。
今思うと守護霊とかかななんて思います。
よく学生時代は不思議な体験がちょこちょこありましたが、そのときぐらいから不思議な体験は減りました。
スピーカー…