普通の社会人の顔をしつつ、実は誰にも言えないような性癖を抱えている二人が、ひょんなことからなぜかトントン拍子で付き合うことになるけれど、色々とあるかも…!?という王道(?)オフィスラブストーリーになっています。
■「俺のやさしくない先輩」を描くキッカケになったエピソードなどあれば、お教えいただけますと幸いです。きっかけは2020年に担当編集さんからFicus Party 2ndへの執筆依頼をいただき、その際、「朗読されるんだから声フェチでいこう!」という安直な考えでキャラクターが生まれました。
■登場キャラクターの紹介をお願いいたします。
・夏目 響(攻)
爽やか、ビジュよし、人望あり、営業部不動の一位という完璧な男ですが、人には言えない重度の「泣き顔フェチ」を抱えています。八ツ橋に対しても優しく接しているものの、好意ゆえに感情のコントロールがうまくいかず少し意地悪なことをする時もあります。
・八ツ橋 薫(受)
自認はノンケな生粋の男声フェチで、夏目の声が理想。表情管理がうまくできないために周囲から怖がられていますが、外見とは裏腹に内気でちょっと乙女な部分もある、中身がかわいいギャップのあるタイプです。
本作では、二人の名前にこだわりました。
夏目は、とにかく綺麗な名前を目指して名付けたところ、偶然声にも関係のありそうな『響』という名前にできて満足な出来だな~と思っています。苗字はなにかこういい感じの!と探しまくり、感覚的にしっくりくるものを選びました。
八ツ橋は、そのうちどこかで使いたいと思っていた『薫』という名前にどんな苗字を合わせようか考えていたところ、生八ツ橋が頭に浮かんできたので迷わず八ツ橋薫という名前にしました。
単行本に生八ツ橋が出てくるので(?)注目してみてください(笑)
「声フェチのキャラクターにしよう!」と思い付いたのはいいのですが、自分が「声」というジャンルに対して全くの門外漢で未知の領域だったため、ASMR音声を聞いたり、リスナーさんのコメントと照らし合わせたり、声フェチや声優さんに詳しい友人など、ありとあらゆるツテを辿って声フェチの方の心理などを勉強しました。
勉強中の身ではありますが、自分なりのこだわりを元に楽しく描かせていただいてます!
夏目と八ツ橋の互いのフェチに対する描写と、即物的な理由から関係が始まったものの、それぞれ臆病なものを抱えている二人が、大人になって本気の恋をして右往左往しているところが見どころです。
会話する際、周囲の人に聞かれても恥ずかしくない名前にしよう!と考え、「さきした」という普通の名前+「専務」という役職名を合わせました。
■漫画家になったキッカケを教えてください。
WEBに同人誌の再録を載せた際に、竹書房の担当編集さんからお声をかけていただきましたが、最初は「詐欺か!?」と思い迷っていました。
友人から「とりあえずやってみたら?」と背中を押してもらい、「じゃあとりあえず描いてみるかぁ」と、読み切り『恋病スキャンダル』にてデビューさせていただきました。
当初、漫画家になる気はなかったのですが、ありがたいことに何年も描かせていただいています。
読者の方々のおかげです。いつもありがとうございます!
これからも頑張って描き続けて、面白い作品を皆さんにお届けできるよう頑張ります。
「よ~し出すぞ~」と集中して考えればふわっと思いつく感じです。
ストーリーで詰まることはほとんどないのですが、題材が中々決まらないことが多いです。
題材とキャラクターが決まれば、大体のストーリーが思いつきます。
広義のBDSM描写と、私自身が「足首から下の足フェチ」なので足の描写が好きです。
いつか足を使ったプレイを主体とした作品を描きたいのですが、今でも我慢できず漏れ出ています…
物語のタイミングを常に見計らって隙さえあればねじ込む魂胆があります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
いつもレビューを楽しく拝読し、活力にしております。
コミックシーモアさんのレーベルであるFicusさんで作品を出していただくことになり、とても嬉しいです!
今回、電子書籍だけでなく紙書籍も発売させていただいています(リブレ刊)。なんと電子書籍とは表紙デザインが異なります!
書店さんなどで見かけましたら手に取っていただけると、とても嬉しいです!
今後も夏目先輩と八ツ橋くんの恋模様を進展させるべく頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(インタビュー回答:2026年2月)