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群青のすべて 1巻
1巻完結

群青のすべて 1巻

680pt/748円(税込)

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作品内容

【気づけばそれは】 中1から高2までずっと同じクラスだった牧原快(まきはらかい)と水代漣(みずしろれん)。 でも高校生活最後の1年で別々のクラスへ。変わりなく流れていく日常に、小さな波紋が生まれて…それはいつしか隠していた気持ちを芽吹かせる。 言いたくて、言えなくて。心のずっとずっと深いところにいた気持ちが出した答えは… 男子高校生の声にならない恋と青春の軌跡。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 群青のすべて 1巻

    680pt/748円(税込)

    【気づけばそれは】 中1から高2までずっと同じクラスだった牧原快(まきはらかい)と水代漣(みずしろれん)。 でも高校生活最後の1年で別々のクラスへ。変わりなく流れていく日常に、小さな波紋が生まれて…それはいつしか隠していた気持ちを芽吹かせる。 言いたくて、言えなくて。心のずっとずっと深いところにいた気持ちが出した答えは… 男子高校生の声にならない恋と青春の軌跡。

レビュー

群青のすべてのレビュー

平均評価:4.4 368件のレビューをみる

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高評価レビュー

いつも隣に…
古矢先生のDKものにハズレがありませんね。王道ストーリーなんですけど、繊細な心の動きや変化が丁寧に描かれるので、感情移入しやすくて同じ感情を持てるんです。私、きっとずっと八の字眉で読んでたと思います。ほんと切なさがお上手で、ぐっと突き刺さります。うぅ、やられた~って感じ(笑)
ずっと一緒にいた親友同士。クラスが離れた事がきっかけで、抑えていた感情が動き出します。抑えなきゃいけない気持ちと、このまま離れてしまう不安の間で揺れ動く片思い。思いもよらず、気持ちを知られた快。快と同じように動揺している私。
快の目線で展開するので、快の気持ちに気づいた漣の心が読みづらく、切なさが募ります。
ギクシャクしてしまう二人の仲に、共通の友人が動き、漣に投げかけた大切な事…要っち、なんていいヤツ(泣)ずっと一緒に居て、他の誰とも違う居心地の良さに気づいた漣。要っちのお手柄だぁ~。
今までもそうであったように、これから先も、隣で同じ景色を見ていくんでしょうねぇ。DKものは清々しい読後感なので、欠かせません!
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5件
2021年3月11日
青春の甘酸っぱさ!
うわっ、読んでてこっちが照れるんですけど〜!って感じの、「ザ、青春」爽やかストーリー。1冊丸ごと表題作で、最後にキャラ設定表や作者後書きもあります。快と漣は中学から高2までずっと同じクラスだった親友。高3でクラスが変わり、隣にいて当たり前だった日常が変わっていく…と言うお話。簡単にくっつかないし、快はずっと葛藤してるし漣は自覚遅いしで、この焦ったさとグルグル加減が妙にリアル。そして胸が痛い。 漣が自覚するのがめっちゃ後半だし、自覚してからの畳み掛けが早い気がするけれど、まあ、早い段階であっさりくっついてたらこの感動は無かっただろうなぁ。好きってなってからの漣の潔さにキュンと来て、快のうろたえ具合にさらにギュン!エロはナシで軽いキスのみ。願わくば、付き合ってからの続編が見たいです。
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1件
2019年7月30日
続刊欲しいな!その先の話も欲しい!
183ページ、1冊表題作。
完結表示ないけど、区切りの良さとあとがきの雰囲気ではこれで終わりかな?

良かったです。
心理描写がとても丁寧。
まさしく、青い春!コイ!でした。
ですが、その先も欲しかったな~。
言えない気持ち、好きだけど友人としても失いたくない。そこまで、すごく丁寧。
そんな、主人公の不安と葛藤と切なさに惹きこまれた。

あれ、けど、その先は~?
2人のどきどきの進展も見たかったです。残念。
最近描かれたばかりのお話のようですね。
ぜひ、機会があるなら続刊でその後の2人を描いて欲しいです!

ラストが足りなくて星4ちょいですが、丁寧な心理描写が良かったので今後の期待を込めて盛って星5。
この先続きあるなら、文句なく星5です。
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4件
2016年7月24日
とても良い作品だけど買う人を選ぶ。
全5話+描きおろしです。表題作のみの作品です。
「買う人を選ぶ」と言うのはエロ的要素が「一切ないから」って事です。

1~3話は快君の視点で、4~5話は漣君視点で構成されていて、ひたすらに切なくて甘酸っぱい青春らしい感情が交差するストーリーになっています。描きおろしはちょっとだけイチャイチャしてますけどねw

キャラも描写も個人的にどストライクで、この作者さんの他の作品にも興味がわきました。タイトルの群青は「ああ、そういう意味かー」って納得して読後感が爽やかでスッキリ(ちょっと気恥ずかしさもあるけど)します。

試し読みで気になった方は絡み要素が全くない事を気にしないんであればオススメです。
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3件
2017年12月25日
甘酸っぱい青春だ!
思春期特有の自分自身の気持ちの変化に戸惑い悩み傷つきながらも、女子にモテる快は自分自身が同性の友人である蓮に対しての恋心を自覚し、彼に対しての態度に自分の気持ちが前面に出てはいけない!と思いグラグラしています。
対して、友人の蓮も快からの煮えきらない態度に対してモヤモヤして、快が女子と話していると無意識に嫉妬?している様な気持ちになってます。
お互い無意識に両片想いの様な気持ちと態度で分かり易くて、読んでいて此方がモダキュンとした感情を抱きますね。
でも、そんな感じのお話が好きな方には薦めたい作品です。
絵も綺麗ですよ。気になる方は是非一度読んで見て下さい。
いいね
2件
2022年5月30日

最新のレビュー

友達には戻れない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 友達を恋愛として好きになったらどうする?この作品にたっぷり描かれてます。好きの感情が変わった時、戸惑い悩み気のせいだって思い込む。陽キャな快とクールな蓮、二人が一緒だからお互いが成り立つ。そのことに気付くのは離れてから。いつも一緒だったけどいつかは離れる時が来る、それは突然に。快は寝ている蓮に告白する場面、こっちがドキドキしちゃって結果は切ない…。
快はよく頑張ったよ、蓮が自分の気持ちに気づいた時に快がまだそばにいてくれて良かったね。続編を見たいようなこのままそっとしておきたいような悩ましい気分です。
いいね
0件
2025年5月15日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

心に閉ざした想い
広報:海人(シーモアスタッフ)
隣にいるのが当たり前、そんな日常があっという間に崩れ去る。溢れそうになる気持ちを奥深くにしまい込んで漣と接する、快の苦しい感情が手を取るように伝わってきます。この繊細な心理描写は古矢渚先生にしかだせません!思春期に悩み苦しみだした答えは…お互いが青春の全てでありその軌跡を描いた純愛の物語。

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