素通りして他のを読んでしまっていた。あとさきになってこれを今読んでも、話判るし、しっかり楽しんだけれども。
背景絵が素晴らしくて、私は日高先生作品で現代物ではちょっと敬遠傾向だったが(男性に魅力がないのを読んだことがある。未レビュー)、こ
のシリーズのような時代物ならお勧めする。
但し大家族を全員結婚させてしまうので、登場人物がいくら兄弟とはいえ似てない訳ではない。その中にある違いを私のように楽しむ人はオッケーと思う。
セクシー場面が多い方針を取っていた事業時期にコミックス化したのか、それともnovelに沿ったのか、その頁数が多め。しかし彼が次第にヒロインに自然体で接するようになるので、ヒロインから見るダンスタンと、読み手の2巻分通して掴むダンスタン像は無理なく同感できるため、ベッドシーンも、お話に必要であったと理解できる。
それでも2巻物としても、その配分は多いことは多いと感じる。
「魔性の花嫁」に続いていく。
誰かがシリーズを纏めて読んでくれていて、本作が人気順表示に並んでアップされたため読み落とししていたと気づけた。先行して読破されている(?)人が居てくれて良かった!
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