お隣の旦那さん

（小説b）
シーモアさんではタイトル＆順番がわかりにくいですが、お隣の旦那さんが1作目であり、かつシリーズタイトル（2作目以降はサブタイトル付）。
＜1お隣の→2うちの→3俺の→4愛しの→5優しい→6夢みる→7ステキな→8ご機嫌斜めな→9大好きな→10戸惑う→11怒った→12スキャンダラスな→13微笑む→・・・＞
現在電子13巻＋番外編（みーくんと旦那さん）、計14冊。

子育て成長日記、とも言える赤ちゃんの時から順番に、丁寧に、お話があるシリーズ。
ご近所付き合いから、実家との折り合い、公園デビュー、幼稚園のお弁当、ママ友、家事育児傍らの副業開始、などなど、子育てネタ満載の幸せ家族BL！
タイトルである旦那さんは頼れるしハイスペックで、ちゃーんとラブラブな2人の時間の話も毎回必ずあります（笑）

なんといっても成長していくみーくんが、天真爛漫で可愛い（笑）
ママ役になった主人公もいろんな葛藤を乗り越えていきながらも、大好きな旦那さんと可愛いみーくんと生活を共にし幸せな時間を楽しんでいます。
何より年上の旦那さんの家族愛が深いので、読んでて幸せです。
嫉妬あり、みーくんやお隣のケースケくんのチャチャ入れもありと楽しい（笑）。

1冊ごとに区切れが良いエンドですが、時間的に続いているので順番がオススメです。
けれど各巻、最初に前回のお話の成り行きが少し入ってますので一気読みする必要はなく、途中巻だけ読んでも大丈夫。
気になる方は最初の1巻だけ読み、みーくん家族が好きになった方は、続きを1冊ずつゆっくり読みすすめていけます。
1冊自体は長くないし読みやすいので、シリーズ全部は多いと思うでしょうがそんなに負担になりません。

幼稚園に入ってからはお友達との交流の話もあり、巻末にはみーくんたちの番外編幼稚園日記つきで、可愛いです。

最新刊の微笑む～で、とうとう小学校入学。
オニママやギャルママもいて、その子達もトラブルメーカーで、今後の小学校ライフも大変そうで次の巻が楽しみです。

1冊だと読み応えもそんなに深くないし星4くらいでしょうが、ゆっくり進むシリーズで読むのが楽しいので星5。

急がず、時間のある時に1冊ずつゆっくり読むのをオススメします。

＊シリーズ内に最新刊の微笑む旦那さんが入ってませんが、シーモアさんでも電子発刊されてます。

主人公功一くんを旦那さんと子供のみーくんが取り合ってます。みーくんがとってもカワイイです🌷
功一くんも優しいけど、遠慮しやすい性格だったのが、旦那さんやみーくんに支えられ成長していきます。平井さん家族や功一くん実家など沢山の登場人物が出てきますが、皆魅力的です。家族の大切さが込められてると思います。
シリーズで10冊位出てますが、やっぱり乳児期のみーくんは見てほしいです。

幼馴染みへの想い、大学での恋などそして、お隣の旦那さんへの恋良い！
自分もゲイです。この作品に触れて13年ですかね？すごく悩んでいた時期に読んで、親には言えてませんが、友人に打ち明ける勇気をいただきました。

このシリーズは、始めて読みましたが、面白かった！
他のタイトルも読んでみたくなりました。
みーくんの母親にはウーンと思いましたが、悪者の方が都合が良いかな？
みーくんが成長してく過程も魅力の一つですね。

すごくいい子なんですが、ちょっと流されやすくて、ついていけなかった部分があります。
初体験が小学生とか、ドン引きでした。
本人も辛い思いをした分、1人だけを大切にしていってください、としか言えません。
隣人の平井さん一家は全員すごくステキな人たちで、なんだか救われました。