灰原大吾(公安部外事第一課第四係)×毛野・クラウディア・バルデッリ(警察犬能力を搭載した人造人間)
引き渡し直前のトラブルで逃げ出した《犬》(人造人間)を捕獲する任務が下る。ロシア外交官を巻き込んだ事件に絡む《犬》。
ただの追いかけっこ
で終わるかと思った矢先、一気に明かされる真実にブワッと鳥肌が立ちました。何?なに?今までそんな素振り全く見せなかったじゃないの!この心を鷲掴みにされる感じ、読んだ人には分かるはず!!
ここからの疾走感がすごい!ページを捲る手が止まりませんでした。銃撃戦にランチャー砲まで!刑事物フィクションだからこそできる、アクションの数々に息つく暇もなく最後まで読み切りました!
飼い主の仇討ちしか頭にないクラウディアの孤独が悲しい。、生まれたての《犬》が必死に生きてきた様を見た時は、胸が苦しくなりました。クラウディアは大吾と出会ってきっと幸せになれると思う!一方、大吾の抱える過去の重さに、どうかクラウディアとの生活の中で少しでも心の傷が癒えてくれたらと願ってます。
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