脚本家として活躍する真壁鈴音(36)が、高校時代の友達・古澤水絵に突然呼び出された。会うのは10年ぶりだったが、7歳の息子・耕太を連れていた水絵は、離婚してリストラに遭ったことを打ち明け、仕事探しのため1週間だけ泊めてほしいと泣きついてくる。鈴音は戸惑いながらも受け入れた。だが、一緒に暮らし始めた途端、マンションの鍵が壊されたり、鈴音が原因不明の体調不良になったり、不審な出来事が次々と起こる。生活習慣の違いもあり、鈴音と水絵の関係は次第にギクシャクし、ぶつかり合うようになる。約束の1週間が過ぎても水絵の就職先は決まらない。そんな時、耕太が40度近い熱を出してしまう……。