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小説・実用書
妖奇庵夜話 ラスト・シーン
10巻完結

妖奇庵夜話 ラスト・シーン

640pt/704円(税込)

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作品内容

「ゲームをしよう。兄は守る。弟は奪う」
父親である<鵺>に残酷なゲームを強いられる伊織。
勝利条件は、弟で<鬼>の青目から、
小鳩ひろむを守り抜くことだ。
だが、刑事の脇坂は意識不明のまま、
さらに警視庁Y対は解体され、
鱗田を頼ることもできない。
伊織は、夷、マメ、そして<犬神>である甲藤の力も借り、
全力でひろむを護衛するが……。
「このゲームは圧倒的にディフェンスが不利だ」
妖奇庵の皆の運命は。本編決着巻!

(妖奇庵の奇は、正しくは王扁に奇です)

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レビュー

妖奇庵夜話のレビュー

平均評価:4.7 15件のレビューをみる

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高評価レビュー

哀しくて美しい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 全9巻を読み終えて真っ先に思ったことは、人はなんて哀しくて美しいのだろうということ。
その際たる登場人物が伊織と青目。
対極にいる2人ですが、エゴに囚われた青目は素直過ぎて哀しく、凛として強い伊織は痛々しくも美しい。だからこそ、2人の結末がどうなるのか、途中からそればかり気になってしまいました。

1巻毎に難解な事件が起こるのですが、事件解決の裏には人間の奥に潜む愚かさや哀しみ救いが描かれていて痺れます。
が、7巻以降がこの作品のクライマックス。
息つく暇もないほど圧倒され、こういう落とし所が用意されていたとは!と驚きを持って読了しました。
この結末、本当に素晴らしかったです!ラスト、青目がどんな顔をして伊織と対峙していたのか。その光景を想像すると、歪だけど2人しか理解し得ない愛がそこにはあったのだなと深く思いました。

伊織や青目以外の登場人物も味わい深かったです。脇坂に鱗田、夷、マメ、トウ、甲藤に鵺‥、お話が盛り上がるにつれて人物もどんどん魅力的になっていくので目が離せません。
この作品、イラストはなくBLでもありませんが本当に読んで良かったです。榎田先生お好きな方、是非読んでみて下さい!
いいね
6件
2022年6月23日
ずっしり重いが笑いもあり
わたしは恋愛小説以外を読む時、作者さんの作品に込めた思いはあえて読み取ることはせずに、淡々と読む事が多いです。この作品は人の生き死になど重い内容ですがクスっと笑えるやり取りや魅力的なキャラなど楽しい部分も多くストーリーに引き込まれて特に、6巻ぐらいからは一気に読んだ感じです。
人と妖人が共存する世界観がなんとも不思議な雰囲気で人と違うことで差別されるこの世ともリンクしている部分もあり結局残忍性や残酷な性質に人と妖人は関係ないのだな、その人の性質(先天・後天)でありまた、育てられ方により芽生えてしまうかもしれない…子供の頃の成長過程は大事だなともう終わってしまった子育てに自らを省みたりしました。青目の現在が少しでも幸せであってほしい。
いいね
1件
2024年12月18日
全9巻
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 妖人をみわける目をもつサトリの伊織。
妖人がらみの事件で、脇坂刑事と鱗田刑事が、妖奇庵をたずねるところから始まります。様々な事件には、異母弟の青目かかかわり、最終的には、2人の父親の鵺と息子2人を巻き込むゲームになります。
兄を好きすぎる青目も狂ってますが、鵺はさらにヤバイ。
伊織のまわりは、みんな優しく、ちょっと頼りなかったり、主とあおぐ家令かいたり、魅力的なキャラが。
面白いので、一気に読んでしまいました。
いいね
1件
2021年11月3日

最新のレビュー

寂しさにも慣れていく生きていくということ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 家族とは何が。あなたにとって大切なものはと問われているような。相手への思いやり、愛、憎しみ、執着。それらを混ぜて自分にしかわからない形で追い縋る弟をどうしても見捨てられない洗足の気持ち。集う3人にしかわからない事もたくさんあるでしょうが。彼らの中には関わり合う人たちも家族のような気持ちを持っているのよねと思い、9巻まで読み。10巻で事後の凪のような感覚を味わい。ラストなんだぁと切ない気持ちも持て余すような。読後の気持ち。榎田先生は本当に素敵な作家様なのだと再認識しつつ。終わってしまうのが惜しくもあり、青目がもう寂しくないのだと思う安堵の気持ちも持ってしまう。中村明日美子先生のイラストも素敵で幸せな読書体験。誰もが誰かと違うから。違うところばかり見ても仕方ない。同じ頃を見つけたらいいんだね。そんなことを想うのでした。
いいね
2件
2025年1月4日

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