「最近、めくるめく日々を送っていない?」不動産業者のK君が言う。まさにそのとおり。他人が家やマンションを買うのにどうしてこんなにドキドキワクワクするのだろう(本文より)。原宿の隠れ家、高級マンション内覧、フィギュアを飾るための家、新潟の林の中の山小屋、高松の西を向こう家。【家】のあるところには、どこでも見に行きたい。築50年の日本家屋に住んで再発見したそれぞれの家の魅力。大好評だった単行本『僕の家』をミニッツブックサイズに4分冊して電子化。第4弾に収録したのは、「不動産業界を泳ぐ妖しくもチャーミングな人/高級賃貸マンション『ラナイ』内覧ツアー/それぞれの家/夢見るように眠りたい/西を向こう家」の5編。【読了時間 約42分】