24のリアルなシチュエーションごとに最適なマネジメント手法がわかる!
プロジェクトマネジメントにはいつでもどこでも通用する手法があるわけではなく、対象や状況によってマネジメントのやり方を変えねばなりません。
本書では、対照的な二つのプロジェクトを取り上げ、マネジメントの手法や失敗しやすいポイントなど、さまざまな「比較」を通して実践的なプロジェクトマネジメントノウハウを解説します。
【1章】小規模と大規模
簡素化しすぎて失敗招く、大規模は計画変更に備える
【2章】パッケージとスクラッチ
経験過信し追加開発が増大、スクラッチは目的を明確に
【3章】アプリケーションと基盤
アプリ偏重で失敗を招く、システム全体に網をかけよう
【4章】保守と新規
「慣れ」が曖昧さを生む、不明点は計画でつぶそう
【5章】内製と外注
育成の実態はほったらかし、要求スキルは事前合意を
【6章】既存ユーザーと新規ユーザー
建前だけの役割分担は危険、自ら情報を取りにいく
【7章】立ち上げとクロージング
情報は待たずに作り出し、完了判定は基準を守る
【8章】平常時と非常時
平常時こそ決断が大事、非常時は周りの声を聞こう
【9章】専任と兼任
役割を集中させ過ぎ停滞、兼任時こそ対話を増やそう
【10章】提案・企画時と遂行時
「とりあえず提案」が危険、遂行時は制約にとらわれない
【11章】育成モードと相談モード
育成にはコストがかかる、エキスパートに頼り過ぎない
【12章】プロジェクトとプログラム
他のプロジェクトにも配慮、“モグラ叩き”の対策はしない