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神さまのビオトープ
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神さまのビオトープ

720pt/792円(税込)

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作品内容

うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大学の後輩で恋人どうしの佐々と千花に知られてしまう。うる波が事実を打ち明けて程なく佐々は不審な死を遂げる。遺された千花が秘匿するある事情とは? 機械の親友を持つ少年、小さな子どもを一途に愛する青年など、密やかな愛情がこぼれ落ちる瞬間をとらえた四編の救済の物語。

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  • 神さまのビオトープ

    720pt/792円(税込)

    うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大学の後輩で恋人どうしの佐々と千花に知られてしまう。うる波が事実を打ち明けて程なく佐々は不審な死を遂げる。遺された千花が秘匿するある事情とは? 機械の親友を持つ少年、小さな子どもを一途に愛する青年など、密やかな愛情がこぼれ落ちる瞬間をとらえた四編の救済の物語。

レビュー

神さまのビオトープのレビュー

平均評価:4.8 17件のレビューをみる

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高評価レビュー

「普通」というのは、内側にあるもの
本作には「周囲には理解されない異常な愛」と共に生きる人々が描かれています。私たちは「普通」という言葉を使う時、「世間一般大多数の人がそうである」という認識のもと、少数派の「異常な」人を見かけると奇異の目で見たり、矯正しようとしたり、気の毒がって心配したりする傾向があります。しかし、それは「普通」という概念が「外側にある」と思い込んでいるからなのかもしれません。外側の「法律」や「常識」「大多数が是とする事実」。それに合わないと違和感を感じ、少数派の人々を見てネガティブな感情を抱きやすくなる。「異常な」愛を持つ当の本人も「本当にこれでいいのか」と自信が持てなくなる。けれど、「普通」というのは本来「内側にある」ものではないでしょうか。周囲にとっては異常だけれど、自分にとってはこれが「普通」。その「普通」を大切にしていてもいいんだよと、物語を通して優しく語りかけられたような気がしました。今は少数派で肩身が狭くても、時代が進み、文化が変われば世の中に受け入れられる可能性もある。今までもそうやって少しずつ「常識」や「法律」は変わってきました。これからは多様性の時代になると言われています。ちょっと変わった人がいても「あの人はそうなのね」と思って見守る人が増えている優しい時代がやってくるかもしれない。そんな希望を抱きながら本を閉じました。読みながら、いつの間にかあたたかい涙が溢れている、優しい愛に触れられる物語です。
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2020年10月31日
読んで良かった
面白いとかじゃない、深い処の話です。主人公が、普通なら理解し難い、人の深い処にそっと触れていく話…。主人公も幽霊の旦那さんと一緒に暮らしているので、理解され難い感情を内に秘めて生きています。誰かの秘密にそっと触れるのは実体のある主人公だけど、幽霊の旦那さんがそれについて軽く意見を言う場面が好きでした。画家で芸術家の旦那さんは視野のある魅力的な人です。作者さんの文章力ときたら…私の拙い文章では、この本の本当の所を語ることが出来ません。人の深い処…『愛するとは』についての話なので、また何度か読み返すと思います。ホントのところは、この本を読んでもよく分からなかった。自分の中で見つけていくものかなと思います。
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2021年5月13日
答えは自分の中にある
ビオトープというタイトルから、綺麗に整えられた空間の中で安住する人たちの話かと思ったのですが、違いました。神さまの与える試練を人はどう受け止め、どう立ち向かっていくのかを試されるようなお話でした。主人公の女性も過酷な試練に苦しみながらも常に心は自由で、最後まで自分の愛を貫き通しました。もしかしてその愛は「異常」なのかもしれないし、世間が望む「普通」には程遠いのかもしれません。主人公カプがようやくたどり着いた答えが果たして正解なのか、そもそも正解などあるのかわからないままですが、誰にも理解してもらえない生き方を選んだ彼女の覚悟をとても綺麗だと思いました。彼女の心の中にビオトープはあったのだと思います。
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2021年6月5日
ぜひ読んでほしい
BL作品ではないので家族も読むかと思い書籍で買いました。他者を否定しない優しいまなざしなのに鋭い切っ先をつきつけられる思いがします。私も知らずに正義を振りかざしていないか、いつの間にか誰かの存在を否定してはいないか。幽霊の鹿野くんが幽霊なのに静かに生き生きしています。ドラマ化してほしいなぁ。ドラマを見たいよりも本を読まない人にもうる波ちゃんの願う世界を知ってほしい。私の中でキャスティングはバッチリできてます!黒木華ちゃん、窪田正孝さんで!
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1件
2020年5月17日
読み応えあり
主人公が出会う人々とのいくつかの物語。その中に、同じ作者の「美しい彼」や「流浪の月」と共通する心情がいくつも見つかる。そのたびに、心がフワァっとなり、凪良ゆうという作家の揺るがない核を見た気持ちになる。
凪良ゆうのBLから入ったが、この作者の作品に一般やBLなどカテゴライズすることに意味などないと改めて思わされる。
私が好きなのは、凪良ゆうの世界だ。
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2件
2022年9月20日

最新のレビュー

それぞれの愛のカタチ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の「流浪の月」がとても良く、他の作品も読みたいと思い読了しました。連作短編集であり、中には流浪の月を思わせる話もありました。短編だけにやや都合のいい偶然が多すぎるのと、実際の事件を参考にしたと思われる事故描写があり、そこは首を捻りましたが、作者の新しい愛の形を描こうとする気持ちは伝わってきました。素敵な作品だと思います。
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0件
2025年3月18日

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