4年間前まで覚醒剤を打っていた麻希さん。学校にも家にも安心できる居場所がなく、大麻やシンナーに手を出した。身長148センチで44キロだった体重は27キロまで落ちた。やせるのがうれしかった。その後、働いていたキャバクラのボーイに「すぐにやせられる方法がある」と誘われたのは覚醒剤。打つと目がさえ、空腹を感じなくなる。自分が強くなる気がした――。入院治療後に回復施設で共同生活をしながら薬物依存症から立ち直った麻希さんの体験を紹介。また、「病気ととらえる」など、治療の取り組み方について専門家に聞いた。※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。