ライトノベル

1巻完結

内気なデビュタント～ワルツも恋も先生と～ 1巻

三木若菜龍胡伯

（3.5）投稿数4件

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TL小説

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作品内容

とても華やかな容姿の美人なのに性格は非常に大人しい子爵令嬢クローディア。年頃になっても屋敷からほとんど出ず社交界デビューもしようとしない。そんな彼女を、父親と姉・セシリアはいつも案じている。ある日、花嫁学校で行われているダンスのレッスンに通わせることを父が勝手に決めてしまった。レッスン初日、ダンスが苦手なうえに多くの令嬢がいることに気おくれしたクローディアは、男性講師や大勢の令嬢の前で踊ることに耐えられずレッスン場から逃げ出してしまう。逃げた先は、人気のない図書室。たくさんの本に囲まれ、その静かな空間にクローディアの心は安らいでいく。しかしクローディアを追いかけてきた人物がいた。講師である伯爵家の三男坊・アルフレッドだ。「ぼくのレッスンから逃げるなんて！」と怒り心頭の様子の彼。そんな彼の勢いに恐縮してしまうクローディア。俯き体を震わせる彼女の様子を見て、内気な令嬢なのだと気付いたアルフレッドは優しく「ここで特別レッスンをしよう」と提案をする。姉のサポートもあり、徐々にアルフレッドと打ち解け、ダンスも上達していくクローディア。だが、アルフレッドに恋する令嬢の嫉妬がクローディアに向けられはじめ――。静かな図書室で燃え上がる、控えめ令嬢のラブロマンス。

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完結

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詳細

簡単

1巻から｜最新刊から

作品ラインナップ　全1巻完結

内気なデビュタント～ワルツも恋も先生と～ 1巻

600pt

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

TL小説

作品タグ

：内気 / 講師 / 令嬢 / コンプレックスがある

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出版社

： A-KAGURA編集部

雑誌・レーベル

：蜜愛セレナーデ文庫

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2018年3月16日

ファイルサイズ

： 2.7MB

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

内気なデビュタント～ワルツも恋も先生と～のレビュー

平均評価：3.5 4件のレビューをみる

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高評価レビュー

eri さん

(女性/50代) 総レビュー数：250件

ダンスの先生がヒーローです

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 200ページでした。ヒーローの設定が、フィニッシングスクールで大人気のダンスの講師・名門侯爵家だけど爵位ナシの三男坊…というのが新鮮でした。ヒロインは内気で、ヒロインの姉はしっかり者という美人姉妹が、スクールでヒーローと出会い…妹想いの姉が２人をくっつけようと一肌も二肌も脱ぎます！姉さん素敵です（笑）。話の中盤からは、嫉妬されたヒロインが悪評を流されたり強引男に襲われたり散々な目にあいますが…割と飄々としたヒーローと何とな～く事件を乗り越えていきます。ここがこの作家さんのイマイチ高評価につながらない原因なのかなぁ？もったいないです。せっかく事件が起きたなら、もっとヒーローの必死感や嫉妬心etc.…その辺が書かれていたらすごく良かったのにと、少し物足りない感じです。美しいヒロインを色んな男と踊らせて危機感なさ過ぎ！☆3にしようかと思いましたが、絵が可愛かったのとヒロインがいじらしかったのと…何より姉が小気味よかったのでオマケの☆4評価にします！

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2018年4月5日

リルさん

(女性/50代) 総レビュー数：77件

ヨカッタね〜

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 内気だった令嬢が、ステキな人と出会って、激しめの邪魔も入る中で、シアワセになれてヨカッタね〜のお話でした。後半はサカってました。

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2022年1月1日

速い画家さんさん

(女性/40代) 総レビュー数：2177件

何気に女性の扱い方に長けているヒーロー

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロイン姉がヒーローの評判を探ってみたが、悪い噂はなかったが、しかし、上位貴族の子息が多過ぎて、噂が聞こえて来なかっただけかもという、おち。しかし、ヒーローの言動を見ていると、爵位が得られない三男ということに、いじけたコンプレックスを持っているものの、自分のダンスの手腕や社交性には自信を持っていて、さらには、女性へのあしらいを見ていると、未経験の誠実タイプでもなかったように思える。持ち前の社交性を持って、分からないように、それなりに恋愛を楽しんでいたふしがある。ヒロインへの性的要求などを見ていると、かなり手慣れている感がある。
二人して、厄介な兄妹に惚れられてしまい、特に妹の方の執着と執念、モテモテの美人の自分が振られるはずがないと、山のような高いプライドから、つれないヒーローへの思いが、ヒロインへの嫉妬心になり、なんともひどい噂を流して、ヒロインをいじめる。しかも、報酬を目当てな取り巻き令嬢達もいて、王女さまのように振る舞う女性。
ヒロインの側にいたいために、ヒロインのデビューにも付き添うやり方をする。
キスをしておきながら、それでも自分の想いをそこまで自覚せずに、ヒロインに恋愛の駆け引きや男性のあしらいかたなどを手解き。ヒロイン母の後押しでやっと動き出すという、以外と行動が遅いヒーロー。そこには、爵位が得られない三男というコンプレックスがあるのは、間違いなく、もし、悪役兄妹の兄に嫁ぐのならと、遠慮がち。性的なことには積極的なのに、真剣恋愛には消極的というちょっとヘタレ。兄妹からの危機を幾度なくギリギリを回避し、両想いを確認した二人。救いなのが、悪役兄妹の祖父が常識人であり、孫の暴走を許さない人格であったことと、兄の方が、土壇場では、貴族としてのプライドを守り、それ以上の悪事をしなかった上に、妹を止めたり、友人であったヒーローに謝罪したりと、解決に動いたこと。ただ一人が振り向かないことで、狂気に陥ってしまった妹の方は、今後も結婚相手の男性が気の毒になってしまう人格。

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2021年10月8日