ERR_MNG
漫画(まんが)・電子書籍ならコミックシーモア!
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。
→設定方法はこちら
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でCookieを有効にしてください。
シーモアを楽しもう!
もっと見る
日本経済新聞出版のオススメ作品
総合ランキング
全書籍から探す
890pt/979円(税込)
会員登録限定70%OFFクーポンで267pt/293円(税込)
会員登録して70%OFFで購入
お気に入りに追加
小説・実用書
ランキング
最新刊を見る
新刊自動購入
「生の終焉 軽くなる存在」「重荷の対極に涅槃の境地」――2018年3月に日経新聞朝刊に連載された「私の履歴書」の連載第1回の見出しは異彩を放った。多くの読者を獲得した『「ひとり」の哲学』の著者が来し方を振り返ると、その個人史は特に戦後、多くの日本人が失ってきたものを血肉化して次代につなぐ孤独な闘いであったことがわかる。日本に「哲学」は存在しない、あるのは「思想」だけであり、源流は著者のライフワークでもある親鸞をはじめとする仏教者に淵源を求め、その思想は万葉の歌、そして縄文にさかのぼる。そこに辿り着くためには、マルクス主義への傾倒、ドストエフスキーへの耽溺、インドへの渇望、柳田國男への共感など様々な経緯を辿るが、故郷・花巻を故郷と思えない米国生まれの希有な生い立ちが「ひとり」の哲学に起因していることに行き着く。と、第一部はある宗教学者の「私の履歴書」ではあるのだが、その来し方を「何ともうっとうしい重い荷物」と言い切るところが、よくある自伝とは趣きを異にする。その断章に近い第一部の一篇一篇が基づく思想を、日常的な言葉によって身近なものにするために、執筆後にロングインタビューを敢行、第二部として収録した。第一部・第二部双方が光となり影となって補い合うことで、著者の孤独な闘いで得てきたものが見える。特に戦後、いや近代化が始まった150年前から、日本人が失ってきたものなのだ。人生百年時代と言い、多くの人が老いのその先を生きねばならなくなった。終活のみが盛んに叫ばれるが、それは突き詰めればお金の問題に過ぎず、生き方とは何の関係もない。生き恥を晒すか、晩節を汚すか、すべては覚悟の問題だ。日本人は古来、死後の世界のことを見据えて生きてきた。そのことに思いをはせることなく、よく生きることはできないのではないか。本書では、ひとりの個人史が時代への大きな問題提議となっている。
9784532263997
レビュー募集中!
レビュー投稿で最大1000pt!
1位
トラとミケ
2位
結界師の一輪華
3位
ミュージカル『刀剣乱舞』 目出度歌誉花舞 十周年祝賀祭 パンフレット【電子版】
4位
TYPE-MOONエース
5位
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
6位
百鬼夜行シリーズ9冊合本版
7位
今宵は異世界探偵事務所で
8位
イシナガキクエを探しています
9位
図説 メイドインアビス 探窟記録【電子特典付き】
10位
DOPE 麻薬取締部特捜課
11位
都会のトム&ソーヤ 合本版
12位
Fate/Grand Order material
13位
ノベル みなと商事コインランドリー
14位
軍神の花嫁
15位
文庫版 近畿地方のある場所について
16位
THE ART OF ANOTHER EDEN
17位
だって望まれない番ですから
18位
ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族【電子特典付き】
19位
神様の御用人
20位
かくりよの宿飯
小説・実用書 > 小説・実用書
小説・実用書 > 山折哲雄
小説・実用書 > 日経BP
小説・実用書 > 日本経済新聞出版