人間に向いてない(黒澤いづみ )の注意事項

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人間に向いてない
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人間に向いてない

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作品内容

「今年(2018年)読んだ本の中で、私のベスト3に入る1冊!」――宮部みゆき(単行本帯コメントより)
話題騒然のメフィスト賞受賞作。読者から届いた熱い、熱い声。続々重版出来。

子供を殺す前に。親に殺される前に。
すべての「向いてない人」に捧ぐ、禁断のオゾミス、または落涙の家族サスペンス!

一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる奇病「異形性変異症候群」。
この世にも奇妙な病が蔓延する日本で、家族は。

ある日、美晴の息子の部屋を、気味の悪いクリーチャーが徘徊していた。
――冗談でしょう。まさか、うちのユウくんも・・・!!??
そこから平凡な家族の、壮絶な戦いが幕を開ける。

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レビュー

人間に向いてないのレビュー

平均評価: 4.5 2件のレビューをみる

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高評価レビュー

子供を愛するということ
ある日、息子が虫になりました。
それでも私は、子供を愛せるのでしょうか。
異形性変異症候群という病が若者の間に少しずつ蔓延する世界。
ニートで虫の様な異形になった息子と向き合う母親の苦悩や後悔がグサッと刺さりました。
思わず我が身を振り返った一冊。
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0件
2026年3月18日

最新のレビュー

普遍的なテーマを、奇妙で不穏な物語へと
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 強烈な題名の奥にあるのは、異形の存在そのものよりも、“人間らしさ”を誰が決めるのかという鋭い問い

ある日突然、息子が人ならざる姿になったとき、母親は何を信じ、何を守ろうとするのか
異形化という奇想天外な設定を借りながら、引きこもりや家族の葛藤、社会からこぼれ落ちた人々への偏見を真正面から描き出す
とりわけ、息子を取り巻く人々の言動には、人間の優しさだけでなく、自己保身や同調圧力といった複雑な感情も滲み、物語に独特の生々しさを与えている
中盤にはやや長く感じる部分もあるものの、終盤に向かうにつれて物語の意味が大きく反転し、序盤から張られていた問いが鮮やかにつながっていく
「親子とは何か」「人間とは何か」という普遍的なテーマを、奇妙で不穏な物語へと落とし込んだ発想が見事

読み終えたあと、タイトルの一言が別の意味を帯びて胸に残る、社会派家族小説としても読み応えのある一冊
いいね
0件
2026年8月31日

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