“負動産”だった空き家問題に夢を与える注目すべき事業だ――大前研一氏 推薦
長年、家族が住んできた家を手放す時、その思いをくんでくれる人に引き継いでもらいたい、そう考えている人も多いのではなかろうか。
著者が手がけるウェブサイト「家いちば」のように売る側、買う側が直接にやりとりする仕組みだと、そうした思いが実現できるケースが多々ある。
本書では、空き家の売買現場で実際に起こっていることを詳しくレポートしながら、これから日本が進んでいくのであろう将来像を一緒に考えていけたらと思う。
【目次】
まえがき 空き家が幸福につながるという不思議
第1章 売っても買っても幸せになれる理由
・売る側も相手を選べる
・安く、遊べる不動産が手に入る
・常識を超えた取引方法に秘密
第2章 空き家売買で幸福になれる仕組み
・脱・不動産会社の論理が幸福につながる
・不動産取引の主役は売る人、買う人
・公平なルールで安全な取引
・契約には宅建士が関与、安全を担保
・自由な働き方だから価値を提供できる
第3章 建築・不動産の矛盾から生まれた家いちば
・日本一周と転職人生
・実家はとっくに解体され今はない
・マンション業界で学んだこと
・MBAの仲間たち
・家いちば誕生
第4章 空き家が動けば社会も幸せになる
・空き家は本当に「問題」なのか
・空き家で日本社会に明るい未来を
・新時代のライフスタイルを空き家から
あとがき 「日本中をハッピーにする」