B・J・パーマー、マクドナルド・ベインなどの伝説的ヒーリング技法を基にさらに優れたヒーラーを目指し「原因療法]を究めようとする治療家としての著者の意欲作。人はなぜ、病気や痛みで苦しむのか? それを治療するとはどういうことか? 長年にわたりさまざま状況で対応してきた豊富な治療経験から、医療による対症療法ではなく、身体の深部にある病因を見極めて行う[原因療法]を追究していた著者が、イエス・キリストの事績の一つとして伝えられる癒やしを目指し、行ってきた効果的なヒーリングの技術や考え方を子細に書き下した書。その背景には、カイロプラクティック発展者と言われるB・J・パーマーの臨床、洞察、理論を礎としての論考が基底にあり、伝説のヒーラーであるマクドナルド・ベイン著『ディヴァイン・ヒーリング』を座右の書として研鑚してきた原因療法の実証がある。こうした真実の癒やしの追究から、その治療を「真癒」(トゥルー・ヒーリング)と名づけ、より効果的な治療ができるよう、正しい身体の理解を解説するなど、現在までの著者の治療家としての理解を明示。真なる治療を欣求する治療家や根本的な治療を願う人々のために書かれた、キリストの奇跡的癒やしに迫ろうとする意欲作。