マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP小説・実用書小説・実用書 講談社 汝、星のごとく汝、星のごとく
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
小説・実用書
汝、星のごとく
1巻配信中

汝、星のごとく

1,550pt/1,705円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

☆2023年本屋大賞受賞作☆
【第168回直木賞候補作】
【第44回吉川英治文学新人賞候補作】
【2022王様のブランチBOOK大賞】
【キノベス!2023 第1位】
【第10回高校生直木賞候補作】

【ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 第3位】
【今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出(「ダ・ヴィンチ」12月号)】
【第2回 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 ノミネート】
【未来屋小説大賞 第2位】
【ミヤボン2022 大賞受賞】
【Apple Books 2022年 今年のベストブック(フィクション部門)】
などなど、賞&ノミネート&ランクイン多数!

その愛は、あまりにも切ない。

正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。


ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

お得なラノベ・小説・実用書クーポン!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

  • 汝、星のごとく

    1,550pt/1,705円(税込)

    ☆2023年本屋大賞受賞作☆
    【第168回直木賞候補作】
    【第44回吉川英治文学新人賞候補作】
    【2022王様のブランチBOOK大賞】
    【キノベス!2023 第1位】
    【第10回高校生直木賞候補作】

    【ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 第3位】
    【今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出(「ダ・ヴィンチ」12月号)】
    【第2回 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 ノミネート】
    【未来屋小説大賞 第2位】
    【ミヤボン2022 大賞受賞】
    【Apple Books 2022年 今年のベストブック(フィクション部門)】
    などなど、賞&ノミネート&ランクイン多数!

    その愛は、あまりにも切ない。

    正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
    本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。


    ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。

    風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
    ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
    生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

    ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

レビュー

汝、星のごとくのレビュー

平均評価:4.7 32件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

頭が痺れるような読書体験でした
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良作品としてはこれまで美しい彼や流浪の月を読んできたが、本屋大賞受賞を機に読んだ本書は、それらとはまた違う、恋愛を主軸に置きながら、より広い社会問題に触れつつ読み手の心を震わせ、最後、冒頭からは予想もつかない光景を見せてくれる作品であった。
あらすじには、瀬戸内の島で出会った高校生のあきみとかいの名前があり、この2人の恋愛物語が始まるのかと思ってプロローグを読むと、結婚したあきみと毎週恋人に会いに行く夫の描写で始まるという不穏さが印象的。それから場面が切り替わって描かれる高校生の2人も、それぞれ欠落を抱えた母親に人生を振り回され、分かり合える唯一の存在として惹かれながらも、卒業後、櫂は漫画原作者として東京で仕事をし、暁海は島に残る。その後の2人の境遇の違いと、生まれるすれ違いが切ないだけでなく、都市部で育った女性である自分にとっては、女性である暁海が、母親や地元に絡め取られて、自分のために生きることを諦めてしまいそうになる場面では女性であるハンデを乗り越えようとしてきた自分の中の女性性と、仕事上培った男性性との分断を生み、胸苦しい場面の連続だった。そして最初、暁海視点で紡がれた後に紡がれる、櫂視点の物語が、櫂にとって暁海がいかなる存在で、抱いている想いと相反して生まれるすれ違いの結果の別離が、しみじみと切なくて、嗚咽が抑えられなかった。
この切なさの後、暁海は女性だから自分の人生を若くして諦めなくてはならないのか…という諦念が漂う描写の中で、暁海、櫂の高校の教師である北原先生…実に飄々としたフラットな人生観を持つ人物で、発する言葉にその都度ハッとさせられる、作者の分身とも思える魅力的な人物…や、暁海の父の恋人瞳子といった人物が関わることで、停滞していた暁海の周りの空気が動き出し、遂には疾走感にすら変化して生まれるカタルシスが素晴らしい。その後の櫂の描写を経て、エピローグに辿り着くと、プロローグと同じシーンが、全く違う意味を持つものであることを思い知らされる。唸るしかない構成力。強烈な、初めて覚える読書体験だ。傍目にどう見えるかは重要ではない。人生は自分で切り拓け。ただし大切な事は他人に告げなくて良い。そんな作者のメッセージを感じ、後を引く余韻が心地良い。本書はオーディオブックで聞いたが、良い作品はどう味わっても良いのだと実感。通勤時間などの有効活用にお勧め。
いいね
12件
2023年4月22日
告白します。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 告白します。私、ゆう先生の作品は電子で手にはいるものは全部持ってて(出版社からの版権引き上げのためか販売停止になったBLも含め)、ファンで応援してるのですが、あれだけ本屋大賞受賞って個人的にも騒いでたのに、先生の一般小説は積読のまま読んだことないんです。ぜったいに寂しくなってしまうから。
なので、これが一般小説初読みなんです。もうそろそろ一般小説の荒海へ船出してしまって寂しがる自分の感情を諦めてもいいんじゃないかなと。ゆう先生大好きだし。コミカライズで1巻も発売されたので、まずは試しにそれを恐々読み始めて、これはオリジナルの小説の文章で体験した方が良いとすぐに小説に切り替えました。

ゆう先生の幼少時代が恵まれなく施設育ちとインタビューで拝見してから、親との関係や生活に苦しむ登場人物が多い理由がよくわかります。このお話に出てくる漫画原作者になった櫂にも言わせてますが、その経験が物語を書かせているのだと、書くことで昔の自分を救っているのだと。また男に頼らず金銭的に自立する女性の姿をご自身の経験からも書きたいのだなと思います。特に女性の生きづらさについては、女性視点からの一般小説でないと書けませんよね。
初の先生の一般小説は、なぜゆう先生がこの作品を書こうとしたのか、何が書きたかったのか、を考えながらの読書でした。
ただ、BL読みとしては、もうほんとどうしようもないんですけど男女には心浮立つ萌えがないんですよね。。生々しくて。。

BL読みとして、またゆう先生ファンとしてではなく、別の視点で一般恋愛小説としてみれば、それはもう素晴らしい構成と文章で、社会問題もふんだんに盛り込まれて始まりと終わりが同じシーンなのに全く印象が違い、軽やかな青春の描写もあれば読後にはずっしりと重く、一冊でいくつもの感情が湧き起こる、2回目の本屋大賞受賞に相応しい作品でしたよ。

まだBL小説家ですから、って先生はインタビューで言ってくださってますが、正直難しいんじゃないかな。。。すっごく寂しいけど。BL文法に縛られてしまう話はもう書けないかも(美しい彼の新刊もいつものとは構成違いましたよね)。私としてはイギリスに渡って花屋を手伝ってる彼のその後のお話をBL小説で読みたいのですが!一冊書けそうですよね。(そうか、かの地在住の私が書けばいいのか。。。(←大言壮語))
いいね
28件
2024年12月2日
選ぶ覚悟、失う覚悟
冒頭からいきなりのやるせなさに長いこと読めずにいた作品です。どう足掻いたところでこれが結果なんだと重たい気持ちで読み始めたのですが、プロローグで読んだ結末と読み終えたあとの結末とでは感じるものがあまりにも違いました。暁海は世間的には普通でない許されない選択をしたけれど『ここは私が選んだ場所』ならそれでいいのだと思えるラストでした。本作の登場人物たちは皆揺るぎない強さを持っているけれど、瞳子さんにしても北原先生にしても世間的には許されない部類の人たちで、それでもこんなに凛と生きられるのは選ぶ覚悟と失う覚悟を持っているからなのだと思いました。羨ましい強さだけど私にはできそうにもありません。正解を選んで生きてきた私は瞳子さんや北原先生のような人を色眼鏡で見てきたし、これからもそれは変わらないと思う。作中の「誰に罵られようが誰に恨まれようが」という考えにも共感はできません。でも「正しさだけで全てが決められたらどれほど楽だろう」という一文を読んでハッと気づかされました。私は正解を選んできたわけじゃなくただ楽な方を選んできただけなのだなと。正解な生き方でもそうじゃない生き方でも自分の信じたように生き、最後に『自分の選んだ場所』に辿り着ければそれでいいのだと思えました。
いいね
4件
2024年11月18日
じわじわと涙が感情とともに溢れる部分あり
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ プロローグとエピローグで同じシーンを描いているが、全く別の感情で読んでしまう。
登場人物、いい意味でも悪い意味でも全員の気持ちにどこかしら共感する部分があった。
毒親、不倫、LGBTQ、自◯、SNS炎上、ヤングケアラー、生活保護、互助会など社会問題となるような部分を一つ一つ考えてしまいたくなる。
そんなどろどろと重苦しい話の中心の櫂と暁海。
二人が狭い狭い離島という社会でご近所の噂、目にさらされながら苦しみながら成長していく純愛。
暁海からの視点と櫂の視点。
どちらにも共感できるのがつらい。
一つ一つ問題を回収し考えていくと、登場人物一人一人の最後が一つ一つよかったと言える気がする。
意味のわからない人間関係とどろどろ社会、切ない恋心をこんな終わり方もアリだよね。と、まとめあげ完結した良作なんだと。
幾度かじんわりと涙が感情とともに溢れた。
いいね
1件
2023年9月26日
本屋大賞2023おめでとうございます☆
(あまりの嬉しさにレビュー修正しちゃいました。文庫版が出たらここも削除されてしまいますが。)大好きな凪良先生の作品、週末にゆっくりじっくり読むつもりでした。が、気付けば7時間の徹夜読破。ストーリーはもちろん言えませんが、語彙消失の大作です。冒頭から不穏な空気しかなく、どうにもならない現実に振り回される主人公2人に感情移入し「どうして!どうして!」「なんで!?なんで!?」の連続。毒親を持っていた私には刺さる部分が多すぎて、嗚咽を漏らし何度も中断しながら読みました。先生の作品はどうしてこうも心揺さぶる文章なのか。切なくて哀しくて優しくて厳しくて。「流浪の月」とは全然違うけど、通じるものが確かにあります。読んで良かった。少し寝たら再読開始します。
いいね
8件
2022年8月6日

最新のレビュー

初めて最後まで読んでみた本でした。
中盤までの物語がいま僕がまさに経験してるような内容で新鮮でした。
人生において一途に思い続ける人はいるべきだなと感じました。
いいね
0件
2025年3月21日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ