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21世紀の食糧農業

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本作品は諸般の事情により「2024年1月15日23時59分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

この限られた地球上に何人まで生きられるか、また、かれらに供する食糧の生産は十分であるか、について人々の関心が集まり、去年になって、「世界人口会議」、「世界食糧会議」が立てつづけに開かれた。そこでの論議は、人口の抑制、食糧の増産の必要が強調されながらも、より切実には、南北問題、すなわち、先進国と開発途上国とのあいだの人ロバランス、食糧の争奪、ひいては経済的。政治的支配の歴史からくる矛盾の問題に逢着し、この矛盾からの脱出の道は平坦でないことを、人々に認識させた。
 ただ、食糧の増産は、先進国においても開発途上国においても緊急の要請であり、そのための農業生産の発展、農業技術の進歩が重要であることについては、全面的な合意が得られている。しかし、農業生産力の増強は、肥料。農薬の多投、大規模な機械化など工業生産物の投入によって達成されてきた部分が大きく、それが残留農薬などの公害問題を派生して、自然生態系の調和的発展を妨げ、農業生産自身の基盤を掘り崩しつつあることへの認識と討論は深められたとはいえない。作物と家畜の生物的機能を利用して、太陽エネルギーを同化し、これを人間の必要な食糧に変換させるところの農業生産は、本来それ自身がひとつのクローズドoシステムを構成し、自然生態系の懐に抱かれて、なんの環境破壊をも生じない生業であった。この農業の本質を維持しながら、しかも生産性を飛躍的に高めることは容易なわざではない。本書では、この観点に立って、これから2.世紀に至るまでの食糧問題とこれに対処する農業科学の問題を取り上げる。(序」より
目次
序……奥野忠一
第一章 農業技術と農業科学……内嶋善兵衛/ 一 なにを問題にするか/ 二 食糧はどれだけ必要か/ 三 農業生産の発展/ 四 農業技術と農業科学
第二章 21世紀の食生活……田村真八郎/ 一 21世紀にはなにを食べるか/ 二 栄養要求と嗜好/ 三 食生活の保守性/ 四 食生活で変化しつつあるもの/ 五 新しい食べもの/ 六 食品工業の進歩/ 七 食生活に関する知識と価値観
第三章 環境保全と農業……内嶋善兵衛/ 一 自然生態系との調和/ 二 太陽エネルギーの流れ/ 三 水の循環/ 四 炭素の循環/ 五 窒素の循環
第四章 農業科学への社会的要請/ 一 転機に立つ日本農業/ 二 農業科学への社会的要請
第五章 解決へのアプローチ/ 第一節 優良品種の育成……玉井公男/ 第二節 安全な農薬・肥料の開発……松中昭一/ 第三節 流通・加工技術の発展……吉川誠次/ 第四節 微生物の食糧化……山本 淳/ 第五節 水産新技術の展開……渡瀬節雄/ 付 「21世紀の技術予測」のまとめ……玉井公男
第六章 21世紀への展望(座談会のまとめ)
主な引用参考文献

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作品ラインナップ 

  • 21世紀の食糧農業

    21世紀の食糧農業

    【販売終了】
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    この限られた地球上に何人まで生きられるか、また、かれらに供する食糧の生産は十分であるか、について人々の関心が集まり、去年になって、「世界人口会議」、「世界食糧会議」が立てつづけに開かれた。そこでの論議は、人口の抑制、食糧の増産の必要が強調されながらも、より切実には、南北問題、すなわち、先進国と開発途上国とのあいだの人ロバランス、食糧の争奪、ひいては経済的。政治的支配の歴史からくる矛盾の問題に逢着し、この矛盾からの脱出の道は平坦でないことを、人々に認識させた。
     ただ、食糧の増産は、先進国においても開発途上国においても緊急の要請であり、そのための農業生産の発展、農業技術の進歩が重要であることについては、全面的な合意が得られている。しかし、農業生産力の増強は、肥料。農薬の多投、大規模な機械化など工業生産物の投入によって達成されてきた部分が大きく、それが残留農薬などの公害問題を派生して、自然生態系の調和的発展を妨げ、農業生産自身の基盤を掘り崩しつつあることへの認識と討論は深められたとはいえない。作物と家畜の生物的機能を利用して、太陽エネルギーを同化し、これを人間の必要な食糧に変換させるところの農業生産は、本来それ自身がひとつのクローズドoシステムを構成し、自然生態系の懐に抱かれて、なんの環境破壊をも生じない生業であった。この農業の本質を維持しながら、しかも生産性を飛躍的に高めることは容易なわざではない。本書では、この観点に立って、これから2.世紀に至るまでの食糧問題とこれに対処する農業科学の問題を取り上げる。(序」より
    目次
    序……奥野忠一
    第一章 農業技術と農業科学……内嶋善兵衛/ 一 なにを問題にするか/ 二 食糧はどれだけ必要か/ 三 農業生産の発展/ 四 農業技術と農業科学
    第二章 21世紀の食生活……田村真八郎/ 一 21世紀にはなにを食べるか/ 二 栄養要求と嗜好/ 三 食生活の保守性/ 四 食生活で変化しつつあるもの/ 五 新しい食べもの/ 六 食品工業の進歩/ 七 食生活に関する知識と価値観
    第三章 環境保全と農業……内嶋善兵衛/ 一 自然生態系との調和/ 二 太陽エネルギーの流れ/ 三 水の循環/ 四 炭素の循環/ 五 窒素の循環
    第四章 農業科学への社会的要請/ 一 転機に立つ日本農業/ 二 農業科学への社会的要請
    第五章 解決へのアプローチ/ 第一節 優良品種の育成……玉井公男/ 第二節 安全な農薬・肥料の開発……松中昭一/ 第三節 流通・加工技術の発展……吉川誠次/ 第四節 微生物の食糧化……山本 淳/ 第五節 水産新技術の展開……渡瀬節雄/ 付 「21世紀の技術予測」のまとめ……玉井公男
    第六章 21世紀への展望(座談会のまとめ)
    主な引用参考文献

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