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日本大空襲「実行犯」の告白―なぜ46万人は殺されたのか―（新潮新書）

鈴木冬悠人

（5.0）投稿数1件

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作品内容

第二次大戦末期、わずか一年足らずの空爆で約46万人もの命が奪われた。すでに敗色濃厚の日本に対して、なぜそれほど徹底的な爆撃がなされたのか。最大の理由は、空爆を実行したアメリカ航空軍の成り立ちにあった。当時、陸軍の下部組織という立場にあり、時に蔑まれてきた彼らが切望するものは何だったのか。半世紀ぶりに発掘された将校ら246人の肉声テープが浮き彫りにする「日本大空襲」の驚くべき真相とは。

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日本大空襲「実行犯」の告白―なぜ46万人は殺されたのか―（新潮新書）

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作品情報

ジャンル

：小説・実用書

小説 > ノンフィクション > ドキュメンタリー

専門書 > 人文 > 歴史学

専門書 > 人文 > 日本史

出版社

：新潮社

雑誌・レーベル

：新潮新書

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2021年8月18日

ファイルサイズ

： 4.3MB

出版年月

： 2021年8月

ISBN

：

9784106109171

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

日本大空襲「実行犯」の告白―なぜ46万人は殺されたのか―（新潮新書）のレビュー

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最新のレビュー

yuki さん

(－/－) 総レビュー数：1351件

大空襲

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいて、背筋が寒くなります。
現存する肉声テープにより丁寧に検証して裏付けを取っています。
************
戦争が始まる何年も前からその下地が出来ている。
空軍を昇格させる為、実績をあげるため、軍事工場で働いていたので一般市民ではない、戦争を早く終結させる為…言い訳は幾らでも出てくる。そして反省や後悔の言葉は誰からも発せられない。
予定や理想ではもっと洗練された戦いができるはずが、なりふり構わずの戦術になる。
戦時中は人としての心を無にする、そうでないと心を病んでしまう、寧ろ病んでない人からしか証言がないのかも知れないけれど…
ある方のお孫さんにインタビューしたら、普通の優しいお祖父さんだったとのこと。普通の人の中に仕事熱心に見せかけた狂気が内蔵されているのも怖い。
日本から勲章を授与された方がいるのもなんとも複雑な気持ちになります。
夢の国のあの人が、残酷な映像を手掛けていたのも驚きました。
日本に対する不穏な下調べが今現在進んでいることを否定出来ないし、外国籍の住民の隣人が有事に母国の指示でどんな行動になるのか最悪の想定も考え得ることがさらに恐ろしい。

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最近、沖縄戦の米軍の陸軍の肉声テープを元にした番組がありました。空軍と異なり対戦相手と接近戦も辞さない状況からか、苦悩やトラウマになっている証言がありました。
ベトナム戦も同様にかなり悲惨だと言われています。