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これでいいのか滋賀県

地域批評シリーズ編集部岡島慎二鈴木士郎

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作品内容

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関西一地味な県と言われていた滋賀県が、移住者の激増でまさかの大発展。そんな好調な滋賀の実態と意外な落とし穴とは?

「畿内」という呼称がある。
昔から都と都に近い京都南部、奈良と大阪のほぼ全域、兵庫県南東部は古くから畿内と呼ばれ、日本を代表する大都市圏に位置付けられてきた。
しかし、滋賀県は京都のすぐお隣なのに畿内に含まれず、古代から都も設けられた要衝地なのに、まるで関西からハブられているかのような哀しさが漂っていた。

ところが近年、滋賀の躍進がすさまじい。
「関西でもっとも地味な県」は「関西でもっとも住みやすい県」と評判になり、それを裏付けるかのように、平均寿命(男性)も全国トップに立った。
その効果は大きく、大津を始めとして草津、守山、果ては彦根まで、湖南・湖東の琵琶湖線沿線に移民がワンサカ流入し、人口が激増している。

本書は新時代を迎えた湖国・滋賀の好調の要因と問題点を分析しながら、滋賀と滋賀人の本質にもズバリと斬り込んだ。

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作品情報

ジャンル

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専門書 > 人文 > 地理

出版社

：マイクロマガジン社

雑誌・レーベル

：地域批評シリーズ

シリーズ

：地域批評シリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2023年6月9日

ファイルサイズ

： 67.9MB

出版年月

： 2018年9月

ISBN

：

9784896378146

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

これでいいのか滋賀県のレビュー

平均評価：4.5 2件のレビューをみる

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高評価レビュー

Nya_Nya さん

(－/－) 総レビュー数：3670件

努力を重ねた人気の場所

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 滋賀県と聞くとすぐに琵琶湖のイメージが浮かぶ人が多いといえますが、それ以外にも魅力が満載な場所であるということを知りました。新幹線の駅は県内に存在しないものの、高速道路や在来線の利用者は多く、またローカルな視点で捉えると例えば城が有名な市ではゆるキャラが観光PRを行っていたり、自治体各地が移住者募集に積極的に取り組んでいることもあって、その努力は少しずつ実を結んできている状態にあるといえます。課題をひとつずつ解決することで、住みやすい町作りが行われている素敵な場所だと感じました。