別の所で評価が良かったけれど、VR系としては並。
「プレイヤーが人間ではない」を売りの一つにしているけれど、今の所ほとんどが人型。ゲームタイトル的には問題はないけれど、ブランドコンセプト的にはどうだろう?
「一応は擬態系」的に極小数だと
思われるモノになる時点で微妙に感じる(キャラクリエイトだとしても)、真は逆でも結果(キャラ位置)は同じだし。
そういうキャラは居てもいいとは思うが、人外モノで登場人物が少ない内に出されても…と。
作者が日和った?もしくは設定というだけで別に人間以外に思い入れが無いのかも。
それと主人公にも特に変わった行動は無く、玄人どころかVR以外のプレイ経験者らしさもないが、特殊ステージに行けてるようなモヤモヤ感。プレイヤースキルも判断に困る。
一番の不満点は、あとがきを見るとどうやら追加箇所らしく。プレイヤー=主人公なわけで、自由度が売りにしてもソコには気を使うのがゲームだと思う。そうして見ると1巻のメインパートで主人公がよく分からん内に終わっていた結末はしょーもないと感じる。場合によるとしてもタイミングが悪いかと。加えて言うと、それで某キャラの特色もむしろ薄まったというのもある。登場理由のみ良かったというのも追加不要を感じた理由。
それより一番気になるストーリーの方を進めて欲しかった。
そもそも描き方自体が結構微妙で、主人公視点では世界観に関わる流れがほとんど記憶にない。ただ流れに流れていて、VRじゃなかったら面白くないんちゃう?と思わせる。
全体的に見て、合わせると美味くないような作品。
web版を読みに行って、よほど面白くない限り次は購入しそうにない。
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