「我を前に命乞いもせぬか。気に入った……食うてやろう」聖女ノイエと勇者一行は魔物を打ち倒し、ついに魔王城に挑む。だが魔王の圧倒的な力に打ち負かされた勇者と仲間は、疲弊する彼女を見捨て逃げ出していった……薄情なやつらだな、美しい顔でせせら笑う魔王はノイエを見下ろし「食うてやろう」と宣言。諦めにとらわれる彼女だが、なぜか魔族のメイドに連れて行かれ、湯浴みを済ませ、魔王同席のもと美味しい料理を振る舞われていく。幼いころ読んだ童話を思い出した、とうとうその時。恐怖におびえる彼女を寝室で解きほぐした魔王は、情熱的にノイエを『食べた』。