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上野・谷中・根津・千駄木…東京の最北の丘から谷へ繋がるこの界隈は、古い建物・路地・樹木・生活様式や人情を今に伝えています。建て替えやビル化が進む今、町の何に親しみ、守り、どんな町にしていくか。興味を持つ地元住民・大学が寄り添って研究会を作り、その成果の一つを「事典」にまとめました。本書は、不忍池がどのように地域の、また江戸・東京の住民に親しまれているかを歴史的に段階を追って考察し、現在の不忍池の自然環境をわかりやすく解説したものです。都心のかけがえのない自然であり、歴史であり、アメニティ空間(快適で安らぎや憩いを感じる場所)である不忍池を再認識、再活用していただくための実用書です。東京の地方シリーズの第3巻。