システム開発の上流から下流まで生成AIを活用して、正しいシステムを効率よく実現するための本です。
本書の特徴は、システム開発(言い換えれば、ソフトウェアによる問題解決)の過程に生成AIを取り込んでいることです。ソフトウェアによる問題解決には、
- 問題をはっきりさせる
- 問題の解法に合意する
- 解法を実装する
- 実装した解法を運用する
といったステップがあり、それぞれのステップに対して様々な手法が提案されてきました。生成AIによる支援もそうした手法の中に組み込まれる新しい武器となります。
本書は(1)ソフトウェア開発の各ステップが満たすべき性質を俯瞰しながら、(2)そこにどのように生成AIを組み込んでいけばよいかを説明します。