手掛けた書籍の累計発行部数2千万部以上!
「裏のハローワーク」
「売春島」
「地元最高!」
「雑草で酔う」
「半グレ」
「海外ブラックロード」
「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」
の生みの親が明かす、バズるコンテンツの作り方
本書は、
小規模出版社でありながら尖った企画の「ヤバい本」で、
ベストセラーを連発する異色の編集者/作家・草下シンヤ氏の
「ヒットを生む技術」を網羅したビジネス書である。
企画の立て方から、
編集の方法、広告・販売のノウハウ、SNS戦略など、
「本が売れない時代」の出版業界で必要なことが詳細かつ具体的に記されている。
ここまでぶっちゃけていいの?
同じ編集者としてあきれるやら、面白いやら、参考になるやらで、
改めて草下氏の常人離れした感性に驚くばかりなのだが、
それはまあ皆さんも読んでみてください。
最初に一つだけ言っておきたいのは、
この本は出版業界のみならず、あらゆるコンテンツ業界で仕事がしたい人、
すでに携わっている人にも多いに役立つ点だ。
クリエイターたちよ、最前線に立て!
(本書「ヒットを生む技術」より。文・編集部)
■目次
●一章 企画の立て方
・「売れる本」は3種類に分類される
・ベストセラーから発想する
・文豪の作品を料理する
・既存のルールにとらわれない
・YouTubeチャンネル『裏社会ジャーニー』で著者を発掘する
・作りたい本を作る
・持ち込み企画の判断の仕方
・まだない本に気がつく
・企画の秘訣は〈距離〉と〈強弱〉
・エッジの利いた企画ゆえの配慮
●二章 著者との付き合い方
・著者と会う
・知り合いと仕事をする場合の心構え
・原稿をもらったら
・原稿への対応
・期待と違う原稿があがってきたら?
・著者の文章を構成し直す
・書けない著者への対応
・取材について
●三章 本の作りを考える
・表紙もカバーも帯も草下氏自らデザインする
・カバーのビジュアル素材ついて
・インパクトで勝負する
・売れている本のデザインを参考にする
・デザイナーに発注するメリットもある
・最初にデザインした本の思い出
・本文デザインについて
・タイトルについて
・〈はじめに〉と〈目次〉
・見出し
・図版
・キャプション
・制作費用
●四章 本が出来上がったら
・刷り部数の決め方
・作った本をどうやって売るか
・イベントやサイン会で売る
・発売後のトラブル
・献本はもうあまりしない
●五章 本を売るために。草下シンヤの逆転の発想
・本の作りそのものを変える
・売り場を拡大する
・電子書籍への対応
・編集者とSNS
・フォロワーとのコミュニケーション
・SNSでバズらせて本を売る秘訣
・なにをポストしてなにをポストしないか
・炎上しても火消しはしない
・宣伝ポストのコツ
・SNSでの漫画連載
●六章 作家・草下シンヤの活動
・今後の個人的展望
・今後の出版界について
★草下、彩図社やめるってよ ~編集後記にかえて~
■著者 草下シンヤ
■(聞き手)大泉りか