20 歳から10 年間で48 回、精神科病院への入退院を繰り返した。30 歳で刑務所へ3年服役。原因は薬物とアルコール依存。生きづらさから非行・犯罪を繰り返してきた著者が自助グループと出会い、新しい生き方を見つけるまでの手記。
【主な目次】
まえがき
第一部 ある依存症者の生き様
――リカバリー、それは「生きる」ことへの根源的な問い掛け
第1章 生きづらさを非行で表現していた幼少期~思春期
第2章 アルコールに溺れ、精神科病院入退院・刑務所服役、自傷を繰り返した青年期
第3章 リカバリハウスいちごとの出会い
第4章 ピアサポートとは
第二部 依存症からのリカバリーのために必要なこと
――当事者として、支援者として、社会に向けての提言
第1章 依存症者としての自分自身を振り返って
第2章 依存症者としての経験から支援を考える
第3章 依存症者として生きる私からの社会への提言
あとがき