ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始開始して以降、ウクライナの人たちは何を思い、どのように暮らしているのか。60 の俳句と10 時間超のインタビューを通じて、過酷な状況下で暮らす人の姿が見えてくる。だれも、戦争から逃れられない。
【主な目次】
はじめに
父と二人、爆撃続くキーウの街で マイヤ・ストゥジンスキ
破壊された故郷、ハルキウを想う ブラジスラワ・シーモノバ
重苦しい静寂の覆う街で アナスターシャ・クブコ
妻子を送り出したリビウの街で レフコ・ドブガン
戦争は、俳句向きではありません イリーナ・メレシキナ
灯りなき街、不安な夜に思うこと アンナ・ビズミチノバ
戦火のキーウから東京へ ガリーナ・シェフツォバ
関連年表
平和から遠く離れて―あとがきにかえて
俳句一覧