この1行が、人生の教養になる。
死ぬまでに読みたい本が多すぎるから――
1作1ページで解説!
意外すぎる文豪たちのラスト1行を見よ。
森鴎外『雁』は読者に八つ当たり!?
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』の否めない唐突感
樋口一葉『たけくらべ』の胸キュンラスト
カミュ『異邦人』は自己承認欲求が爆発?
福沢諭吉『学問のすゝめ』は人間関係に悩む若者に……
橋本治『桃尻娘』はJKのひそやかな自立宣言だ
オチを知ったくらいで名作の魅力は減じない。
文豪のセンスをエンディングから学ぼう!
読売新聞人気連載「名作うしろ読み」に書き下ろし26篇を増補した決定版。
(日本の小説152篇、海外の小説96篇、ノンフィクション52篇)