腐った社会を生き抜くための必読書!
「今では、新自由主義者、右翼、単なる反共、権力に阿る乞食言論人、
情弱のネトウヨ、卑劣なヘイトスピーカー、デマゴーグ、反日カルト、
陰謀論者といった保守の対極にある連中が、白昼堂々と「保守」を自称しています。
結果、わが国では「保守=バカ」という等式が成り立つようになりました。
しかし、これから本書で述べる通り、保守とは、
近代理念の暴走を警戒する知的で誠実な態度のことです。
近代の正確な理解がないところに保守は成り立ちません」(「はじめに」より)
言論誌「月刊日本」にて連載されている「保守のための必読書」を書籍化した保守思想の入門書。
保守思想を学ぶうえで欠かせない古典~現代までの名著を解説する。
「正気を維持するために保守思想を振り返らなければならない時代」にあって、
不可欠なサバイバルブックとなるだろう。
【目次】
第一章 保守主義とは何か
第二章 近代に対する警戒
第三章 熱狂する大衆
第四章 全体主義との戦い
第五章 誤解されたナショナリズム
第六章 歴史と古典