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現代ほど対話が必要なときはない。しかし今日ほどこの言葉が弄ばれているときもない。真の対話への道をはっきりと示したのが本書である。ブーバーの死の直前に訳者と交わした世界平和についての書簡を含む。
「本書は、人間精神の歴史において、宗教と哲学とがどのような関係にあったかを調べ、あわせて近代哲学が神のような絶対者を非現実化してしまう上にどれほど大きな力となったかを、あきらかにしようとするものである」(「序説」より)
【目次】
序説 現代における対話の欠如について 神の蝕
第一章 対話の倫理 宗教と倫理の関係
第二章 思索と対話 宗教と哲学の関係
第三章 現代における神の沈黙 実存主義と深層心理学について サルトル、ハイデッガー、ユングを批判する
第四章 C・G・ユングとの対話
ブーバーの批判に答える ユング
ふたたびユングに与たう ブーバー
付録I キリスト教とユダヤ教の対話 マルティン・ブーバーについて パウル・ティリッヒ
II ユングの深層心理学における特殊用語解説
あとがき
索引
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