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小ピット(ウィリアム・ピット 1759-1806)は、1783年に弱冠24歳で首相となり、没する1806年まで(除く1801ー1804)その座にあった。その間、外交的な大問題が多数噴出した。
アメリカの独立(1783)、フランスとの戦争、フランス革命、アイルランドとの確執、奴隷制度の廃止、などである。
この時の小ピットの対外戦略に近代イギリス外交の淵源を読み取る外交史の貴重な書である。
【目次】
第一章 体制の安定
第一節 二つの体制像
第二節 改革
一 議会改革
二 インド改革
第三節 緊縮および財政の安定
第四節 自由貿易
一 「アイルランド提議」
二 英仏航海通商条約
第二章 安全の創出
第一節 対オランダ政策
第二節 三国同盟の成立
第三章 安全の追求
第一節 対外政策
一 対仏不干渉政策
二 対スペイン政策
三 対ロシア政策
第二節 対仏戦争の勃発
一 対内政策
二 対仏交渉
第四章 安全の模索
第一節 第一次対仏平和提案
第二節 第二次対仏平和提案
第三節 第三次対仏平和提案
終章 イギリス・ヨーロッパの安全保障
第一節 第二次大同盟
第二節 アイルランド合同
第三節 幕間
第四節 第三次大同盟
エピロゴ
参考文献
事項索引・人名索引
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