働き方が変わり、部下のあり方が変わったことで、リーダーは日々、心も体も忙しくなっている。
ある調査では、1日の時間のうち、自身の仕事につかえる時間はせいぜい1~2割。
あとは、部下やチームの仕事など、管理職としての仕事に費やされているという。
にもかかわらず世の中の変化によって、リーダーの仕事は増えていくばかりだ。
限られた時間の中で、自身の成績を維持し、
多様化する部下を取りまとめチームの成績を上げていかなくてはならない。
「自分の時間が持てない」ことで、無理をした結果、心身ともに壊れてしまう人が増えている。
本書では、
そんなリーダーだからこその時間の使い方、マインドの持ち方を紹介。
リーダーと一般社員とは、
判断軸、優先順位が全く変わってくることから、普通の時間術本では対応しきれない。
できるリーダーがこっそりやっている、
リーダーだからこその「時間の使い方に対する心得」「感情コントロール術」といったマインドと
会議や資料作成、コミュニケーション術といった「スキル」の両方の観点から、
生産性を高めるための思考・行動様式を、対比形式で学べる実践的な時間術が満載。
今の自分の課題にも気づけ、対処できる実用性を高めることで、自身の成長の時間も確保できる。
■目次
・第1章 リーダーにはリーダーの時間の過ごし方がある
・第2章 自分の心を整えることで時間を有効活用する
・第3章 集中力を高めるタイムコーディネート術
・第4章 会議こそ、工夫次第で時短ができる
・第5章 時間をムダにしない資料作成術
・第6章 コミュニケーションツールはルールで時短を図る
・第7章 適材適所でチームを運営することでムダな時間がなくなる
・第8章 部下とのコミュニケーションで仕事時間が変わる
・第9章 自分を成長させる時間術
■著者 吉田幸弘(よしだ ゆきひろ)
リフレッシュコミュニケーションズ代表
コミュニケーションデザイナー・人財育成コンサルタント・上司向けコーチ
成城大学卒業後、大手旅行会社、学校法人を経て外資系専門商社へ転職。
5ヵ月連続で営業成績トップとなりマネージャーに昇格。
タイムマネジメント及びストレスマネジメントの本や中国古典を50冊以上読み漁り、
仕事を減らす方法とモチベーションアップの方法を生み出す。
その結果、自分自身と部下11名の業務を大幅に減らし、残業を3ヵ月でゼロに導くことに成功。
メンバーのパフォーマンスもよくなり、売上が前年比20%増、3年連続MVPに選ばれる。
2011年人財育成コンサルタント・コミュニケーションデザイナーとして独立。
オリジナルのリーダーシップ論・マネジメント論を確立し、コンサルティングや講演・研修などを行っている。
累計の受講者数は3万5000人以上。
『おはよう日本』(NHK)、J-WAVE、日経ビジネス等、テレビ、ラジオ、雑誌にて紹介される人気講師。
著書多数。