終点の先に見えた「この国のかたち」
「名前はよく聞くけど降りたことはない」
そんな通勤路線の終着駅には何がある?
文春オンラインの誕生から続く人気鉄道・紀行連載で、
250駅以上訪ねてきた著者の「いま絶対に読みたい30駅」。
どの駅も小1時間ほど歩いていれば、それぞれの角度で
「埋もれていた日本」が見えてくる――。
いつも乗っているその電車、終点まで行ったことはありますか?
定期代+数百円ではじまる、日常の半歩先の小旅行。いつもの駅を通り過ぎたら出発です。
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【登場駅例】
自衛隊が出動して焼き払った「新木場」
初代天皇の母は“日本初のサーファー”?「上総一ノ宮」
万博を支えた「千里中央」に佇む廃墟
「雲雀丘花屋敷」の知られざる駅統合“運命のジャンケン決戦”
のぞみに通過される駅「三河安城」は“日本のデンマーク”?
きっぷ1枚でヨーロッパまでつながった100年前の「敦賀」
鉄道のない最大の町「鹿屋」に鉄道があった頃
戦火に揺れた小さな列車「那覇」のケービン……