ERR_MNG
漫画(まんが)・電子書籍ならコミックシーモア!
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。
→設定方法はこちら
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でCookieを有効にしてください。
シーモアを楽しもう!
総合ランキング
もっと見る
全書籍から探す
2,000pt/2,200円(税込)
会員登録限定70%OFFクーポンで600pt/660円(税込)
会員登録して70%OFFで購入
お気に入りに追加
小説・実用書
ランキング
最新刊を見る
新刊自動購入
二〇二二年四月の開店以来、早いもので三年という時間が経過した。毎日、決めた時間に店を開けて、夜が訪れると店を閉める。単純な日々の繰り返しのようでいて、実際はそうではなく、毎日何かが発生する。バタバタするときもしょっちゅうある。店を開けたあとはお客さんを待つ。基本的にはただ待つ。考えれば出版社に勤務していたときも待つ仕事が多かった。著者から原稿を、カメラマンから写真を、外に撮影に行けば、雲に隠れた太陽がふたたび顔を出すまで待つこともあった。だからなのか、待つことは嫌いではない。二十五年の会社員生活を経て開業した葉々社は、本屋と出版社を兼務している。本を売りながら、本を作ってもいる。ふたつの出版社に所属していた頃は、仕事が忙しすぎて、自分自身がどんな仕事に向いているのか、真剣に考えたことはなかったように思う。これまでずっと雑誌や書籍の編集に携わってきたのだが、営業の仕事にはいちども就いてこなかった。本屋の仕事を始めてみて、自分はもしかすると営業に向いていたのではないかと感じている。リアルな場所としての本屋、イベント出店、オンラインストアをはじめ、毎日いろんなお客さんとのやりとりがある。本の話を聞いたり、仕事上の悩みについて相談を受けたり、日々、さまざまな年代のお客さんの人生に少しだけ触れている。まだ、三年程度しか本屋の仕事をしていないけれど、五十歳にしてたどり着いたこの職業は、天職なのかもしれない。いまはそう思っている。それほどまでに本屋は楽しいし、やりがいもある。本書は、私が葉々社を開業するまでと、開業してからの記録である。毎日、どんなことを考えながら本屋の仕事を継続してきたのか、また、目の前に立ちふさがる課題に対して、どう向き合ってきたのかについて、具体的な数字を示しつつ振り返っている。本屋が好きな人、本がないと生きていけない人たちのことを想像しながら原稿を書いた。本書をきっかけにして、全国各地に小さな本屋がもっと増えていくことを願っている。
9784788720152
レビュー募集中!
レビュー投稿で最大1000pt!
1位
ミュージカル『刀剣乱舞』 目出度歌誉花舞 十周年祝賀祭 パンフレット【電子版】
2位
プロジェクト・ヘイル・メアリー
3位
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
4位
裏モノJAPAN [雑誌]【特集】
5位
ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―
6位
文庫版 近畿地方のある場所について
7位
行方不明展
8位
Fate/Grand Order material
9位
事故物件怪談 恐い間取り
10位
だって望まれない番ですから
11位
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 17(試験番号1Z0-825)
12位
わたしの幸せな結婚
13位
右園死児報告
14位
大河ドラマ「光る君へ」シナリオ
15位
認知症対策の新常識
16位
通関士教科書 通関士 完全攻略ガイド 2025年版
17位
マンガ家と作るBLポーズ集 キスシーンデッサン集
18位
TACO直伝! あらゆる悩みを解決する キャラ作画のコツ160
19位
星を編む
20位
クラッシュ・ブレイズ 1
小説・実用書 > 小説・実用書
小説・実用書 > 小谷輝之
小説・実用書 > 時事通信社