花屋で働くルビーは、ある過去から「運命の番」を嫌悪し、獣人を毛嫌いしていた。
ある日、隣国の侯爵家嫡男で雪豹の獣人ディランが店にやってくる。
そのままワケあってディランはルビーの店で働くことに。
最初は反発するルビーだったが、共に過ごすうち、不器用ながらも誠実なディランに少しずつ心を開きはじめる。
ディランも人間社会を学び、ルビーへの理解を深めていく。
ルビーの義父エゴンにより失われていたディランの嗅覚が復活し、番がルビーだと確信するが――。
運命に抗う娘と一途な騎士の、もどかしい恋の行方は一体どうなる!?
じれったく甘い異種族ラブファンタジー第一弾!