王貞治は30本塁打、江川卓は13勝、
山本浩二はベストナイン受賞でも、
その年限りで引退していった・・・
往年の名選手たちの見過ごされがちな
現役最終年の驚くべき記録を発掘!
レジェンド14人が最後の1年に残した
圧巻の記録を掘り起こし、
それを現代プロ野球の記録とも比較考察、
彼ら名選手たちの引退時の実力がどれほどのものだったかに迫る。
そこに往年の名選手たちの驚くべき実像が浮かび上がる。
また、引退間際においても
突出した実力を維持していた名選手たちが、
「もう1年、プレーしていたらどうだったか・・・」
といった紙上シミュレーションも試みる。
そこに、もう1つの引退ストーリー、
あったかもしれない「幻の大記録」が展開される。
「現役最後の1年」から、
往年の名選手の偉大さ、プロ野球の魅力に迫る本。
まえがき 引退前の「最後の1年」に真価が現れる
第1章 あの名選手の「最後の1年」がすごい!
・現役最終年でも30本塁打、「まだ、1、2年はできる」と惜しまれた引退
・現役最終年打率が史上1位だった知られざる選手
ほか
第2章 「いまでも通用する・・・」、そう言わしめた最強引退選手
・大偉業まであと1本塁打、長打力健在のまま去っていった強打者
・あのとき引退しなければ、250勝はしていた「幻の大投手」
ほか
第3章 あのレジェンドが、もう1年プレーしていたら・・・
・防御率リーグ3位でも引退していった名投手
・「あのケガがなかったら」と思わせる00年代最速選手
ほか