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失敗事例を通して機械設計の神髄を学ぶ!
本書は、機器の不具合等によって発生した重大事故や、著者の身近で起きた失敗事例を通して、事故発生原因の技術的な深掘りと対策案を示すことで、同様の不具合を起こさないために設計段階で何をすべきかを、具体的にわかりやすく解説した書籍です。「失敗」と聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、本書では「失敗は開発にはつきもの。失敗=ノウハウ」というスタンスの元、前向きな気持ちで機械設計に挑めるよう構成しています。
また、設計に必要な基本データなどを掲載していますので、ハンドブックのように日常の業務で使用することもできます。
「失敗事例」を紹介する書籍は他にも数多くありますが、本書のように対策・技術まで深く踏み込んだものはほぼ存在せず、唯一無二の書籍として長く使用いただけます。
1章 機械設計と失敗概論
2章 重大事件・事故となった失敗
2-01 整備不良を起こしやすい設計による失敗
2-02 操縦者・作業者による失敗
2-03 設計者の知識不足による失敗
2-04 組織的な不正による失敗
3章 起こしやすい失敗と克服技術
3-01 強度設計の失敗
3-02 熱の影響による失敗
3-03 腐食による失敗
3-04 締結による失敗
3-05 組立や整備による失敗
3-06 シール部の失敗
3-07 ゴム・樹脂製品の失敗
3-08 潤滑や摩耗関連の失敗
3-09 寒冷地対応の失敗
3-10 オーバフィルによる失敗
3-11 電気関連の失敗
3-12 鋳造技術上の失敗
3-13 コスト・投資による失敗