『学くんは歩く辞書だ』 (著者:戸部 蘭)
学くんは歩く辞書だ。
学くんは眞鍋琴音の知らないことを何でも知っている。
ただ学くんと話すきっかけが欲しくて、琴音は日々新しい言葉を学んでいく。
「三寒四温」「昼想夜夢」「 会いたいが情、見たいが病 」
新しい言葉を知れば知るほど、学くんのことを好きになっていく。
しかし二人の関係は、不慮の事故によりある日突然変わってしまいーー。
16歳の現役高校生・戸部蘭による、瑞々しさ溢れる恋愛小説。
デジタル時代の小説を追求する文芸賞「デジタルノベルコンテストvol.1」受賞作。