「彼氏が殺した」
「継父が怪しい」
「炎上狙いの自作自演」
ある日、忽然と姿を消した女子大学生。
SNSで増幅する疑惑が狂気に変わる――
全豪1位ノンストップミステリー!
これまで読んだなかで最高のスリラーのひとつ。
「人は我が子のためにどこまでやれるのか」を容赦なく描き、深く考えさせられる。――ドン・ウィンズロウ(作家)
NYタイムズ紙のThe Best Thriller Novels of 2024!
休暇中に山間の別荘を訪れた大学生、ニーナとサイモン。だが帰ってきたのはサイモンだけ。別れ話になり先に帰宅したと言うが、挙動不審なうえ、その後ニーナの姿を見た者はいない。謎が深まるなか、一方の親は記者会見で捜索を訴え、他方は息子を守るべく大金でPR会社を雇って対抗する。サイモンが殺した、自作自演だ、親が怪しい……憶測と誹謗中傷の嵐の先に暴かれたのは恐るべき真実で――。