訳ありな彼氏と別れ、新たな人生をスタートさせた深津千景。
富士崎商事の人事部に転職した彼女は、無口で真面目な年下の同僚・折原宗吾と出会った。
歓迎会の夜、酔って具合が悪くなった千景を宗吾は家まで送り届け、看病してくれた。
そんな真っ直ぐで誠実な彼に弟のような可愛さを感じつつも、浮かれてしまう千景だが……。
職場での新しい研修に例の元彼が講師として参加し、絶望の再会を果たすことになって――!?
「何かあれば俺に言ってください。なんとかしますから」
千景に寄り添ってくれる宗吾の言葉や行動は頼もしいもので……?