門田隆将氏絶賛!
「知られざる沖縄戦。24歳で散華した特攻隊長は今、私達に何を問うのか」
伊舎堂用久(いしゃどう・ようきゅう)中佐、24歳
石垣島生まれの特攻隊長にして、沖縄戦最初の戦死者。
沖縄の英雄である。
だが彼の名は歴史の陰に消えてしまった――。
「死ぬことは何とも思わない。祖国日本はどうなるか。それだけが心残りだ」
昭和20年3月26日、石垣島・白保飛行場を飛び立つ。
目指すは慶良間諸島沖、米大艦隊。
「いまより我、突入す――」
誇り高き、哀切なる、壮絶ノンフィクション!
令和7年、沖縄戦終結から80年。
祖国を案じた伊舎堂の言葉に、いまの日本は応えられているのだろうか?