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■マイコンと電子パーツを組み合わせて多様な作品を制作できる
■電子工作の基本からネットワーク接続まで網羅的に学べる
■マイコンを制御するプログラムを書くことでC言語も身に付く
■本書で主要な25種類の電子パーツの使い方を詳しく紹介
■さらに、書籍のサポートサイトで25種類のパーツの使い方を解説
本書は電子工作の入門書です。LED(発光ダイオード)やモーター、センサーといった電子パーツを組み合わせることで多様な作品を作ることができます。この制御に使われるのが「マイコン(マイクロコントローラー)」です。マイコンと電子パーツを組み合わせることで、より複雑な動作を実現できます。例えば、光センサーで周囲の明るさを測定し、暗くなると自動でLEDを点灯させるような制御も簡単に行えます。
こうした電子工作を楽しむためのマイコンボードは、さまざまなメーカーから販売されています。なかでも代表的な製品が「Arduino(アルドゥイーノ)」です。Arduinoは2005年に誕生し、20年近い歴史を持ちます。初心者にも扱いやすいよう設計されており、マイコン入門の定番となっています。その使いやすさから、ホビーユーザーのみならず、企業の製品開発にも広く利用されています。Arduinoには、無線モジュールを搭載したモデルもあり、Wi-FiやBluetoothなどの通信機能を備え、IoT機器の製作にも適しています。本書は、このArduinoを用いて電子工作を行う方法を基礎から解説します。