亡き父の決めた婚約者は40歳年上!?
令嬢は男装して旅立つが……
迫りくる結婚までに、思い出として冒険がしたい令嬢フィービー。
だがなぜか、いけすかない子爵と何度も遭遇してしまう。
日本初登場作家!
〈あらすじ〉
令嬢フィービーは、亡き父親の決めた40歳も年の離れた偏屈な伯爵との結婚が嫌でしかたがない。結婚まであと3カ月と迫ったある日、フィービーは兄のおさがりで男装し、乗合馬車で旅に出た。結婚までには戻るつもりだったが、残りの人生で心の支えとなるような冒険をしたかったのだ。
ところが、追いはぎと争ったときにけがをした彼女を助けてくれた尊大なダムレル子爵は長兄の友人で、素性を知られたフィービーはあっけなく家に帰されてしまう。
フィービーはその後、療養のために妹たちと共に叔母が住むバースへ行くが、ダムレル子爵とまたも遭遇。その後もなぜか行くところに必ず現れる子爵にフィービーはいらだちつつも惹かれていって……。
日本初登場作家のヒストリカル・ロマンス!