落ちこぼれ魔法使いで家に居場所のない伯爵令嬢に求婚したのは
かつてひとつの街を滅した黒の魔導士と怖れられる強面無愛想な侯爵だった。
怖くて仕方ないけれど嫁ぐしか選択肢がなくて…?
〈あらすじ〉
魔術の名門ヴィオレット家のクラーラは魔法をろくに使えないことで冷遇されていたが、「黒焔の魔法使い」として有名な、 ァッシュフェルド侯爵カシアンに結婚を申し込まれ嫁ぐことになる。 カシアンは一見、 強面で口が重いがクラーラが唯一できるぬいぐるみ魔法に興味を持ってくれた。「お前を前にすると、理性を失いそうになる」ぬいぐるみを介して徐々に心を通わせ、惹かれ合う二人。だがカシアンに危険な魔獣討伐の命がくだり!?